カーナビアプリの問題
クルマにビルトインするタイプのカーナビと、後付けするタイプのカーナビと、スマートフォンなどのカーナビアプリ。
大きな違いをひとつ言うなら、クルマの高度の違いを検知できるかどうかです。
クルマにビルトインするカーナビで高級なタイプは、タイヤの動きをセンサーで感知するので、GPSだけのカーナビよりも位置感知の精度は高いです。
みなさんも経験があるでしょう。
自分が高速道路上にいるのに、カーナビでは一般道を入っているコトになっている、あるいは、その逆。
高度の検知能力が高ければ正確にナビゲートできるんですが、現在のトコロ、それができるのは高級品のみ。
Yahoo!カーナビ
他のアプリを使っていないので知らないんですが、ボクがこのところ毎日のように使っているYahoo!カーナビ。
これ、よく見ると、一般道と高速道路の切り替えボタンがあるんですよね。
逆転の発想だと思いました。
端末側でそこまで正確な高度情報を探知できないのであれば、逆に、その判断は人間に任せる、と。
ボクは思い出したんですよ。
数十年前、とあるラジオ番組でダウンタウンの松ちゃんが言っていたんです。
カーナビが高速道路を走っているかどうかを判断できないのは技術的には仕方が無いのかもしれないけれど、だったら、人間が教えるボタンを付けてくれ、と。
まさに、そのボタンが数十年の時を経て、いまのYahoo!カーナビに付いているわけです。
技術は進歩せずに、仕様が進歩した結果なのです。
でも、このおかげで、ナビの正確性は上がりました。