PM0.3H
以前から何度か、デスクトップのスピーカーを試していました。
そして今回、FOSTEXの最新のアクティブスピーカーである、PM0.3Hを導入しました。
このPM0.3HはDTM(デスクトップミュージック)の定番アクティブスピーカーであるPM0.3の最新版です。
機能、性能はほとんど同じで、ハイレゾに対応しただけです。
つまり、再生できる周波数が広がりました。
アクティブスピーカーとは、アンプ内蔵のスピーカーのこと。
なので、パソコンやオーディオインターフェースからラインケーブルをつなぐだけで音が出ます。
せっかく、ハイレゾ(24ビット、192kHz)に対応したオーディオインターフェースを手に入れたので、スピーカーもちょっと背伸びしてみたわけです。
と言っても、あくまでも1万円強のスピーカー。上を見れば高級品は他にいくらでもあります。
スピーカーって、大きければ大きいほど音質が良いわけでも無いんですよね。
このPM0.3Hは幅が10cmほどの小さなスピーカーです。
得意分野は中高域の音で繊細な音が出ます。
まあ192kHzなんて、もはや人間の耳には判別できない周波数なので、過剰な性能の環境ではあるんですが、明らかに聞き取りやすくなりました。
1万円台で音質の良いアクティブスピーカーを探している人にオススメ。
PM-SUBmini2
上記のPM0.3Hはあくまでも中高域の音が専門で低音はあまり出ません。
そこで、同じFOSTEXのサブウーファーである、PM-SUBmini2も導入しました。
ウーファーと言っても幅は20cm。なかなかコンパクトです。
が、低音は十分。
ボクのような独り暮らしには出過ぎるくらいです。
ウーファーと言えば、どうしても、ダンスミュージックの重低音を意識してしまいますが、実は、クラシック音楽なども、ウーファーがあると、かなり重厚になります。
聞き取れなかった低音がしっかり聞こえるようになります。
PM0.3Hを買うなら、最初から、PM-SUBmini2もセットで入手しましょう。
両方合わせても2万円強ですからね。
いちおう、ボクの配置をお見せしておきます。
まずは右のスピーカー。こっちがアクティブスピーカーです。ここに外部(パソコンやオーディオインターフェースからの音声を入力したり、電源ケーブルを接続します。
こっちは左スピーカー。裏の端子に、右のスピーカーからのケーブルを差し込むだけです。
全体はこんな感じ。
ウーファーはデスクの下に置きました。
インシュレーター
上の写真でわかると思いますが、左右のスピーカーの下にインシュレーターを置きました。
インシュレーターとはスピーカーの下に置いて音質を向上させるための足ですね。
金属製のインシュレーターなら音は鋭くなり、木製なら温かくなります。
ボクが今回選んだインシュレーターはこれ。
木製です。ただし固くて重くて丈夫です。
比重が1.4もあるので水に沈みます。
1辺が3.4cm。
1つのパッケージに4個入っているので、2パッケージ買えば、片方のスピーカーに4つ足になるんですが、ボクはあえて1つのスピーカーに3個の足を付けました。
接地面は少ない方が振動の影響が少ないですからね。
インシュレーターを付けることでスピーカーの高さが少し上がり、耳の高さに近づくメリットもあります。
ケーブル
最後に、ケーブルについて。
ボクの環境は、
- UAC-2(オーディオインターフェース)
- PM0.3H(スピーカー)
- PM-SUBmini2(サブウーファー)
となりました。
- UAC-2からの出力はTRS(標準フォンジャック)
- PM0.3Hへの入力はRCAピンジャック
- PM0.3の右スピーカーから左スピーカーへの接続はミニフォンジャック
- PM-SUBmini2への入力と出力はRCAピンジャック
接続の順序は、
UAC-2(オーディオインターフェース)
TRS(標準フォンジャック)
↓
RCA(ピンジャック)
PM-SUBmini2(サブウーファー)
RCA(ピンジャック)
↓
RCA(ピンジャック)
PM0.3H(右スピーカー)
ミニフォンジャック
↓
ミニフォンジャック
PM0.3H(左スピーカー)
となります。
サブウーファーには入り口と出口があるので、真ん中に挟むわけですね。
赤い文字が端子です。
最初に、標準フォンとRCAのケーブルが必要です。
次は両端がピンジャックのケーブルですね。
左右のスピーカー間のケーブルはスピーカーに付属してるんですが、ボクの環境では左右が1.8mあるので届かないんです(付属ケーブルは1.5m)。
なので、別途、長いケーブルを入手しました。
と言うわけで、今回は、FOSTEXのスピーカーセットとパソコン、オーディオインターフェースがつながった話でした。
参考にしてくださいね〜。