ゲームミュージック
ボクは趣味が多くて、108個あるんですが、その中には当然、マニアックなモノがあります。
そのひとつがゲームミュージック。
たぶん、1980年代からハマっています。
大昔のゲーム、例えば、ブロック崩しって知ってますかね。
あの頃はゲームの音と言えばあくまでも効果音のみ。
それが1980年代中旬になってくると、ちゃんと音楽が流れるようになって来ました。
ゲームセンターにあるUFOキャッチャー、あれの曲って実はDREAMS COME TRUEの中村さんが作曲って知ってました?
そんな風に、ちゃんとした音楽家がゲームの音楽を作るようになったんです。
で、ボクが史上最高に好きな音楽が、セガと言う会社が作った、スペースハリアーと言うゲームのメインテーマです。
ゲームを作ったのは鈴木裕さん、そして作曲はHiroさん。
天才ですわ、この人たち。
この記事で紹介してるので聞いてください。
FM音源とPCM
1980年代と言えば、とにかく、ナムコ、コナミ、セガの3社がゲームの名曲を連発している時代でした。
家庭用ではファイナルファンタジーもありましたが。
こちらで紹介しましたね、天才の植松さんを。
んで、今回は、1987年のコナミのA-JAXと言うゲーム。
ゲームセンターのゲームです。
この頃に、画面の拡大縮小に加えて回転機能が登場しました。
当時は驚きだったんですよ。画面が回転するって。
で、それらをふんだんに使ったゲームでした。
と言ってもボクはほとんどプレイしたことはありません。
音楽を聞いてばかりでした。
コナミは、矩形波倶楽部(くけいはくらぶ)と言うバンドが音楽を作っていたんですね。
当時のゲームセンターの主流と言えば、ヤマハと言う楽器メーカーのYM2151と言うFM音源チップ。
これは8音同時に出せるんですね。後にシャープのパソコンにも搭載されました。
それにPCM。
PCMと言うのは実際の音を録音して再生する機能です。
A-JAXと言うゲームは、どちらかと言えば人気はそんなに無かったと思うんですよ。
何せ、当時は同じコナミに、グラディウスと言う大人気ゲームがあったので。
でも、ボクはとにかくA-JAXの音楽が好きなんですよね。
グラディウスの音楽も大好きですが。
グラディウスは確か東野美紀さんと言う女性が作曲し、恐ろしく名曲揃いだったんですが、A-JAXは男性の古川もとあきさんです。
グラディウスにしても、A-JAXにしても、たかがゲームと侮るなかれ。
ちゃんとステージごとに音楽も変化しますし、ボスにはボスの曲があります。
そんな中、ボクが特に好きなのがA-JAXのステージ7のCROSS POINTと言う曲。
17分15秒あたりでステージ6のボスを倒し終わるので、そこからがステージ7です。
CROSS POINTが始まります。
と言うか良ければ最初から見てください。
画面の拡大縮小回転機能が無理矢理使われているのが良くわかると思います。
そして、それよりもとにかく音楽。
各面ともにカッコいいですから。
音楽だけを聞くにはこちら。
CROSS POINTは8分42秒あたりから。
どうですか?
気持ちよく無いですか?
ちなみに、アレンジバージョンもあります。1分8秒あたりからロックになります。カッコいいです!
Awesome VGM Arrangements: A-Jax "Cross Point" [ROCK]
小さな子供がお菓子よりもオマケを気にするように、ボクもゲームよりも音楽を気にするわけです。
冬の夜長に、誰かが、この趣味にハマるといいなあと思って書きました。
そして、ボクのように、自分で作曲したくなるわけですよ。