嘘(ウソ)の種類
Twitterではあいかわらず、炎上案件が登場しています。
今回の炎上話はこれ。
買ったスープの状態が悪かったことをツイートしたら、多くの人から、
ウソをつくな!
と責め立てられたようです。
はたして、この人は、ツイートしたこと良かったのか悪かったのか。
それを論理的に分析してみましょう。
ボクが昔から、このブログでも書いているウソの種類には2種類あります。
それは、
- 結果が良いウソ
- 結果が悪いウソ
例えば、
「キミの家に泥棒が入ったよ!」
と言うウソ。これは実際には入っていないので、結果が良いウソです。
一方、
「おめでとうございます。1億円当たりましたよ!」
と言うウソ。これは実際には当たっていないわけですから、結果が悪いウソです。
ボクは、例えエイプリルフールであっても、結果が良いウソに限定することをススメています。
それを前提にすると、この人のこのツイートは正しいと言うことになります。
もし、このツイートがウソだとするなら、実際にはスープに不具合は無かったことになり、誰も不幸にならないからです。
ただ、今回の場合は、スープに不具合があったのはメーカーも認めています。
つまり、ウソでは無かったわけですね。
この場合、本人はウソをついていないので、もちろん罪にはなりません。
では、そんなことはツイートせずにメーカーに直接言えばいい、と言う意見はどうでしょうか。
それも間違いです。
なぜなら、このことが事実である以上、不具合のあるスープを他の人も食べる危険性があるわけです。
だとすれば、メーカーに直接言うのも大事ですが、ツイートすることで、多くの人が気を付けることができるようになるのです。
その点でも、やはり、この人のツイートに罪は無いと言うことになります。
結果、どちらの面でも、このツイートは正しかった、と言うことになるんです。
なのに炎上した、お気の毒ですね。
証拠も無くウソだと決めつける
世の中は恐ろしいところで、証拠も無いのに、悪だと決めつける人が実にたくさんいます。
残念ですが、思考力が無さ過ぎなんですね。
きちんとロジカルに考えることができない。
だから、証拠も無く悪だと決めつける。
その結果、正しいことをしているのに炎上する。
だから、ボクは以前から言っています。
炎上なんて気にするな、と。
だって、たいていの場合は、炎上している本人よりも、炎上させている大勢の人の方が間違っているんですから。
今回の例が見本です。