非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

Google Chromeの裏設定で快適にする

Chrome

 

 

ボクの世代は20歳代の頃にインターネットが普及し始めました。

ボクより上の世代の人たちは、今でもITやネットが苦手な人が多いですし、ボクより下の世代の人たちは、生まれたときからITやネットが当たり前。

ちょうど、ボクの世代は、ITやインターネットがほとんど無い時代とITやインターネットが普及した両方の状態をしっかり体験しています。

 

インターネットが無い時代、テレフォンカードで公衆電話から通話した時代。

パソコン通信でコミュニティに参加した時代は、通信料金が定額制なのは夜中だけ(テレホーダイ)だったので、夜中に必死で通信していた時代。 

インターネットが普及し始めた初期のウェブブラウザであるモザイク、その後の、Netscape Navigator、それを倒したInternet Explorer。

そのライバルとして、Firefox、Chrome、Safari、Operaなど。

その変遷を見てきました。

現在では、世界的におそらく一番多く使われているのは、Google Chromeですね。

 

ボクは自宅でのメインマシンはiMacですが、主にSafariとChromeの両方を併用しています。

Chromeが普及した理由は色々あるでしょう。

 

  • 高速で動く。
  • 機能を拡張できる。
  • Androidの普及。

 

などなど。

 

ボクがSafariをメインで使っているのは、iPhoneを使っているからで、MacとiPhoneやiPad同士で、handoffやAirDropと言う非常に便利な機能が使えるからです。

 

www.b-chan.jp

 

 

ただし、Safariには無くてChromeでは実現可能な機能もあるので、Chromeも色々と役立っています。

 

 

Chromeの欠点

 

 

どんなツールにも長所と短所があります。

Chromeの場合、その高速性や多機能性を実現する代わりに、とにかくメモリを食います。

ボクのiMacは40GBのメモリを積んでいるので、かなりのタスクを同時に動かしても快適に動いてくれますが、それでもタスクの種類によっては動作が重く(遅く)なったりします。

なので、パソコン全体で、なるべく高速に動作するようにカスタマイズします。

 

今回は、Chromeを快適化するための設定について書きます。

ChromeのURL欄に次のURLを入力してください。

 

chrome://flags

 

すると、こんな感じの画面が表示されます。

Chrome設定

 

 

これは、Chromeの各種設定です。

ただし、開発中の設定ばかりなので、適用すると不具合が生じるかも知れません。

適用するかどうかは、あくまでも自己責任で。

適用したい場合は右側のスイッチを"Enabled"にします。

そして最後に、"RELAUNCH NOW"ボタンを押せばChromeが再起動して適用完了。

 

あまりにも数が多いですし、英語で書かれていてわかりにくいので、ボクは上記の図のように、5つの項目だけ適用しました。

 

  • Override software rendering list……ソフトウェアでは無くハードウェア(GPU)で描画するので高速化します。
  • Fast tab/window close……タブを閉じる際の動作が高速化します。
  • GPU rasterization……画像の再描画をGPUで行うので高速になります。
  • The new bookmark app system……ブックマークを新しいシンプルなデザインにするので高速化。
  • Number of raster threads……描画処理を複数同時に。ボクは4にしました。

 

パソコンのメインの頭脳をCPUと呼びますが、描画専用の頭脳をGPUと呼び、CPUとは別にGPU搭載されているパソコンがたくさんあります。

描画処理までCPUでやらせるより、専用のGPUでやらせる方がCPUの負担が減って高速化、と言うわけですね。

それにChromeが対応すると言うわけです。

 

ちなみに、SafariはApple製のブラウザであり、AppleのパソコンであるiMacでSafariを使うなら、たぶん最適化されていると思うので、このようなカスタマイズは不要だと推測します。

 

そんなこともあり、ボクはiMacでメインはSafari、必要に応じてChrome。その他のブラウザはブログの表示がきちんと行われているかどうかの確認用に使う程度です。