寒波
天気予報では2月10日に寒波。
東京でも雪が降るかも知れません。
仕事で管理しているマンションに行って空室のガス給湯器の水抜きを行いました。
水抜き
水って凍ると体積が増えるんですよ。
なので、給湯器内や配管内にたまった水がそのまま凍ると、機器や配管を押し破って破損させる危険性があります。
そうなる前に、あらかじめ内部から水を抜いておく必要があります。
日々、給湯器を使っているなら、短時間で内部の水が凍る可能性は低いですが、賃貸マンションの場合は空室が存在します。
空室だと何日も給湯器は使われないので、内部の水が凍る可能性があります。
やり方は機種に寄りますが、基本的な方法は、
- 水の元栓を閉める
- 給湯器の水の栓とガスの栓を閉める
この段階で、水とガスの供給が止まるわけです。
そして、室内の給湯蛇口を全開にします。これで、室内の配管内の水は吐き出されます。
やがて水が無くなって止まります。
また、給湯器の水抜き栓も開けます。ここから給湯器内の水も吐き出されます。
これもやがて止まります。
この段階で、配管と給湯器の水が無くなりました。
次に使用するまで、水とガスの栓は閉めたままにしておきます。
開けてしまうと、また水が供給されて、機器や配管内に水がたまってしまいますからね。
ちなみに、給湯器には、機器内の温度を温暖に保って凍結させない機能を持ったモノもあります。
その場合は、給湯器のプラグをコンセントに挿して通電しておく必要があります。
説明書の指示に従いましょう。
と言っても、それは給湯器内の温度を保つ機能であって、室内の配管内の凍結までは防げません。
なので、配管の水抜きはしておく必要があります。