10年間続いたブログ
2019年12月20日になりました。
ボクがこのブログをスタートさせたのが2009年12月20日。
ちょうど10年です。
日本だけで数百万人もの人々がブログを立ち上げますが、その大半は短命に終わります。
続かないんですよね。
続かない理由は色々でしょうけど、たいていは、ネタ切れとか、アクセス数が少ないとか、ネガティブな理由ですね。
ボクがブログと言うモノを初めて開設したのは2004年です。
その当時は、ブログと言うモノ自体がなじみが無くて、そんな折りに@niftyがココログと言うブログサービスを始めます。
それまで、いわゆるウェブサイトと言うモノは、自分で設計していました。
個人でもサイトを持っている人はたくさんいましたし、ボクも持っていましたが、普通のウェブサイトって、設計しなきゃならないんです。
いわゆるトップページと言うモノを作り、そこからリンクで、プロフィールページに飛んだり、小説のページを作ったり、写真のページを作ったり。
めちゃくちゃ難しいわけでは無いにしても、サイトそのモノを設計しなきゃならないと言う意味で、少しハードルが高かったんです。
それがブログの登場で覆りました。
ブロガーがやるべきコトは、本文を書くだけ。
サイト全体の設計はすでにできあがっているわけです。
本文さえ送信すれば、あとは自動的に設計してくれます。
本職に集中できるようになったわけです。
パンを作るのが好きな人がパン屋さんを開業したら、パン作り以外のコト、例えば、店員さんのマネジメントや店舗の家賃、光熱費などの管理、仕入れ先との交渉、売れ行きなどのマーケティング、クレームへの対処に手間を取られます。
パンを作るのが好きなだけであって、パン作り以外のコトが好きなわけでも得意なわけでも無いのに、そう言ったコトに巻き込まれて、パン作りに専念できない。
結果、せっかくおいしいパンを作る能力がありながら廃業。
よくある話です。
ブログも同じなんですよね。
文章を書くのが大好き。
でも、それを公開するために、ウェブサイト構築のスキルを身に付ける必要がある。
それが、従来のウェブサイトです。
そこにブログが登場したコトで、物書きに専念できるようになりました。
そう言う意味で、ブログと言うのはインターネットの歴史における大発明のひとつです。
ブログ長続きの秘訣
2004年に始めたブログは終了させましたが、2009年に始めたこのブログは10年間継続できました。
しかも、今回のこの記事で、連続執筆日数は2045日です。
つまりボクはここ2045日間、1日も記事公開を休んでいないのです。
ちなみにこの記事で3770本目の記事。
10年間で3770本なので、平均して1日に1記事以上を公開してる計算になります。
記事を公開した日数は偶然にも昨日でちょうど3000日です。
公開した日数よりも記事の本数が多いのは、1日に複数の記事を公開するコトがあるからです。
ブログを長く続けるコトができているので長続きの秘訣を書いてみます。
秘訣と言ってしまうとエラそうですが、まあでも実際、長続きした人しか書けないコトなので、そこは遠慮なく書いてみます。
と言っても、実は、このブログには、SEOのカテゴリーを作ってあり、すでに何度も書いて来ました。
ブログに限らず、人間は何かを行うのに、モチベーションが大切です。
では、どうすればモチベーションが高まるのか。
それは、好きかどうかです。
さっき、パン屋さんの話を書きましたが、そこに出てくるのは、パンを作るのが好きな人であって、パン屋さんを経営するのが好きな人ではありません。
だから、その人は、パンを作り続けられるのです。
収入なんか得られなくても、パン作りが好きだからパンを作れるのです。
でも、パン屋の経営とパン作りを勘違いしたんですね。
パン屋の経営はパン作りとは違います。
好きでも無いパン屋経営に手を出した。だから続かない。
ブログはインターネットの大発明と書きました。
それは、文章を書くコトとサイトを作るコトを別にしたからです。
ブログは、サイトを作るスキルが無くても、サイト作りに注力しなくても、記事さえ書けば完成します。
だから、サイト作りが好きでは無くても、書くコトが好きな人なら続けられます。
逆に言えば、ブログは、書くコトが好きな人のためのツールです。
アフィリエイトで収入を得たいと思ってブログを始める人がたくさんいますが、それは、パンを作るコトでは無く、パン屋を経営するコトです。
もちろん、パン屋を経営するのが好きな人もいるでしょう。
そう言う人は、ブログでのアフィリエイトに取り組むコトは可能です。
でも、パン屋はパンを作らないと成立しません。
ブログは文章を書かないと成立しません。
ブログは、経営のスキルが無くても、文章を書くだけで成立するのが最大の特徴なので、本来、アフィリエイトをメインにブログを始めるコト自体が矛盾しているわけです。
サイトの専門的な知識が無くても文章さえ書ければ良いのがブログ。
そこに、アフィリエイト目的で、文章を書くコトが好きでも無い人が参入しても、上手く行かないのは明らかですよね。
世の中の有名なブロガーのブログを読んでみてください。
ほぼ100%、文章で成立しています。
文章で成立した結果、あとからアクセス数が付いて来ているのです。
一方、成立していないブログを見ると、多くは、アフィリエイトの広告は充実していますが、肝心の本文がスカスカ。
読者は広告を見に来るのでは無く、文章を読みに来る存在です。
アクセス数が1しか無いブログの広告が1回クリックされて1000円の収入が発生するよりも、アクセス数が100万のブログの広告が3万回クリックされて15万円の収入が発生する方が有意義ですよね。
多くの読者が満足し、しかもブロガーにも多くの収入が入る。まさにWin-Winですから。
どうやって広告単価を上げるかに心血を注いだり時間をかけるよりも、その労力を文章にする方が、ずっと効率的です。
経営のスキルがあっても肝心のパンが無ければパンは売れません。
アフィリエイトの設計が上手くても、肝心の記事が無ければ収益にはなりません。
もし、あなたが文章を書くコトを好きでも無いのなら、ブログをやるコトはオススメしません。たぶん、不本意な日々が続くので。
でも、もしあなたが文章を書くコトが好きなら、ブログは格好のツールです。
好きなコトを収益にするための低コストな仕組みですから。
一度だけ、Googleアドセンスを設置する作業さえすれば、あとは日々、好きな物書きをするだけ。
パン作りが好きな人がパンを作るのと同じです。
しかも、パン屋経営のスキルが無くても、ブログなら、パン作り(物書き)だけで収益を発生させられます。
何よりも強いのは、ほぼ赤字にならないコト。
なにせ必要なコストは端末代金と通信料金と電気料金のみ。
ボクは、できるだけ多くの人におカネを稼いで欲しいと思っています。
なぜなら、経済は、乗数効果で成り立っていて、稼ぐ人が増えれば増えるほど、それが波及して全体が豊かになっていくからです。
乗数効果については、ボクもこのブログで何度か書いた気がするので、良ければ、ブログ内で検索してみてください。
失敗しても大きな借金を背負うわけでも財産を失うわけでも無い。
成功したら、ほとんどが利益になる。
まさにローリスクハイリターン。
それがブログです。
運良く、書くコトが好きな人は、ぜひ、ブログにチャレンジしてみてください。
ボクも書くコトが好きで、しかもブログの収益でそこそこ生活できているからこそ、こうやって長く続けるコトができているのです。