継続
こんにちは。
このブログの一番古い記事の日付は、2009年12月20日。
そして、今回のこの記事の公開日は、2018年12月20日。
そうです。
ブログを始めて9周年。
世の中に数あるブログの中でも、長く続いている点では、かなり上位にいるかも。
2009年12月20日のボクは、リーマンショックで勤務先が倒産して無職状態でした。
で、ブログでメシを食おう、と。
なにせリーマンショックって100年に1度と言われるくらいの大不況。
就職の応募をしても採用されません。
ボクも700社ほど履歴書を送りました。
送った履歴書の数では日本一かも。
でも、面接に到達するのは数える程度。
そして、面接を突破して採用されても、それが入社後に反社会勢力つまりヤクザだと判明して泣く泣く自主退職せざるを得ない、なんてのも経験しました。
もちろん自主退職なので、失業給付なんてすぐに出ませんよ。
完全に罠にハマった状態。
なのでブログ。
低資本で始められる収入源。
しかし、ブログを始めた2009年12月はアクセス数はゼロ。
翌月から、アクセス数は伸びましたが、せいぜい月に1万ほど。
就職活動とネットでの収入稼ぎ。
気付いたら、9年経過しました。
最初の頃は、記事を書く日も書かない日もありました。
2014年には1年で500本を超える記事を書きました。たくさん書きました。
今は、1日に1本のペース。
その代わり、毎日、書いています。
今回のこの記事で、1679日連続です。ここ4年と7ヶ月、1日も休まず書いているコトになりますね。
メシのタネ
世の中には収入源としてブログを始める人が少なからずいます。
しかし、かなり多くの人が長続きせずにやめてしまいます。
3日とは言わないまでも、いわゆる三日坊主。
ボクは、その話をよく書くんですが、人間って何かを達成するのに、
- 能力
- 習慣
2種類の要素があると思うんです。
能力で何かを成し遂げるのは実はハードルが高いです。
例えば、ボクが、カール・ルイスやウサイン・ボルトの100倍、走る練習をしても、彼らより速く走れるようにはなりません。
例えば、オリンピックである種目で金メダルを獲るのは世界で1人です。
団体競技じゃない限り、同時に10人が金メダルは獲れません。
しかし、習慣は違います。
他人は関係ありません。
自分の意思の問題です。
例えば、1年間連続でブログを書く、と言う行為は10人同時でも100人同時でも達成可能です。
やるか、やらないか、それだけで決まるからです。
忙しさを理由にする人がいますが、どんなに忙しい人でも、食事はしますし、睡眠も取りますし、トイレにも行きます。
それらができないほど忙しい人はいません。
なので、ブログも書けます。
食事しながらスマホで書けます。
通勤中にも書けます。
寝る前の数分で書けます。
朝、数分、早起きすれば、その時間で書けます。
ブログを書けば誰でも稼げるわけでは無く、それは別の創意工夫が必要です。
- 第1段階……ブログを書く
- 第2段階……ブログで工夫をする
でも、収入源のためにブログを始めたはずなのに、その第2段階に到達する前に、第1段階でやめてしまう人が多数。
第2段階は能力が絡んでくるかもしれません。
でも第1段階は食事や睡眠と同じで、単なる習慣です。
意思によって全員が達成可能です。
第2段階であきらめるならともかく、第1段階であきらめてしまう人が多いのが、ボクは残念だと思います。
誰でも超えられるハードルを目の前にして、それを超える意思が無い。
単なる機会損失です。
繰り返しますが、努力をした人すべてが成功するとは限りません。
まさに全員が同時に金メダルを獲らない話です。
でも、その前段階、つまり全員が達成可能なコトをあきらめるケースが多い。
これ、ブログに限りません。
世の中って、できるかできないか、では無く、やるかやらないか、だけで決まるコトが多いんですよね。
なのにみすみすチャンスを見逃している。
そして嘆く。
もったいなくないですか。
道を歩いていて、目の前に大金が落ちていたら、まずは拾って交番に届けましょう。
それが持ち主に無事に戻るか、それとも持ち主が見つからずにあなたのモノになるか。
それはわかりません。
でも、拾わなければ、何も起こりません。
拾うのは誰でもできるのに。
ボクがこのブログを9年間続けたのは単なる意思の問題。
このブログを1679日連続で書いているのも単なる意思の問題。
能力に関係無く、意思だけで誰でもできるコトをやっただけです。
世の中には誰でも手に入れられるチャンスを、やらないと言う意思を持つ人がたくさんいるおかげで、一部の「やる」意思を持っている人が持って行ってしまう。
そんな事例が多いんですよね。
何かに成功した人をひがむ文化がありますが、ひがむ前に、まずは自分がその人以上に行動したかどうかを振り返ってみましょう。