バズる記事
今日もブログの話をしてみます。
ブログで稼ぎたい人向けですよ。
まずね、ブログで稼ぐパターンを明確にした方がいいんです。
戦略が変わるから。
例えば、目先のおカネが欲しいのであれば、それはもう、目先の記事でバズるしか無いです。
バズるためにはどうするか。
めちゃくちゃに面白い記事を書く。
それが一番です。
一番ですが一番難しいことです。
なので多くの人が別の手を使います。
そうです。
有名なアレ。
はてなブックマーク互助会。
はてなブックマークって、たくさんの人から付けてもらえると、アクセス数が伸びるんですよ。
普段、1日に100くらいのアクセス数の人が、はてなブックマークが50くらい付くと、アクセス数が10倍くらい増えます。
だったら、お互いに協定を結んで、はてなブックマークを付け合おうじゃん、それが互助会です。
互助会のメンバーが100人いれば、はてなブックマークが100個付きますからね。
自分が他の99人の人に付ける見返りに99人の人からも付けてもらえる。
そうすれば、アクセス数はグーンと伸びるわけです。
問題は、その方法だと、コンテンツの中身とアクセス数のバランスが崩れることです。
例えて言うならば、算数のテストで30点しか取れていない子に先生がウソでおまけして95点をあげるようなもんですから。
実力と評価がズレてます。
しかも、その子は95点取れてるわけですから、自分のやり方が正しいと思って同じことを繰り返します。
ホントは30点の実力しか無いから、伸びないんですよ。
成長しないんです。
それと、もうひとつ問題があって、はてなブックマークってのは刹那的なんですよ。
数日間はアクセス数がドーンと行きますが、やがて息切れします。
だから、毎日毎日、互助会でブックマークを付けなきゃいけないわけですが、それは言い換えれば、
「わしゃ、止まると死ぬんじゃ。」
と言いながら暴れまくる吉本新喜劇の寛平ちゃん(懐かしすぎて知らない人も多いか)状態なんです。
今日書いた記事もすぐに寿命が切れる。
明日の記事もすぐに寿命が切れる。
だから、毎日書いて、毎日はてブ互助会して、それの繰り返し。
1ヶ月前に書いた記事なんて、もう誰も見てくれていない、それが互助会だけでアクセスを稼いでいる人の現実です。
生きるために書く
ここで、ボクのこんな記事を思い出してほしいのです。
読んでない人は読んでほしいのです。
サラリーマンって給料をもらえるのは働いている期間のみですよね。
2016年8月までサラリーマンとして働いて、その給料を2020年3月にもらえる、なんてことは無いですよね、たぶん絶対。
つまり、5年間収入が欲しければ5年間、労働しなきゃいけないんです。
ホント、健康第一ですね。
それでも老化に勝てるかどうか。
で、ボクが提唱しているのはあくまでもブログの資産化。
ブログを資産にしよう!
資産って意味、わかりますか?
わからない人は、金持ち父さんを読んでください。
資産というのは、それ自体がおカネを産んでくれるモノを言います。
例えば、自分で住む家を買ったとします。
それを資産だという人が大勢いますが、それは違うわけです。おカネを産みませんから。
一方、人に貸すための家を買ったら、それは資産です。
株式も配当や値上がり益が産まれると考えれば資産ですよね。
ただし値下がりリスクもありますが。
で、ブログ。
ブログがおカネを産んでくれれば、それは資産です。
ボクのこのブログも立派な資産ですよ。
毎日毎日、ちゃんとおカネを産んでくれていますから。
そして大切なのは、不労所得化なんですよ。
つまり、働かなくてもおカネを産む資産。
別に、働かずにダラダラとサボりたい怠けたいからそういうことを言ってるんじゃないんです。
ボクらより下の世代の人たちって、将来もらえる年金額が少ないじゃないですか。
年金って、基本的には歳をとって働けなくなっても生活に困らないように定期的にもらえるおカネですよね。
働いておカネを稼げるのなら何の問題も無いんです。
また、今のお年寄りは、まだ割と多めの年金をもらえるので、ボクらより下の世代よりも心配は少ないんです。
ボクが社会人になったのはバブル崩壊後。
そこから失われた20年を日本は経験し、リーマンショックにも巻き込まれました。
そうです。かわいそうなんです。ボクらの下の世代って。
だって、いわゆる好景気を一度も経験してないんですもん。
だからこそ、働けなくなっても自動的におカネを産み出してくれる資産を作っておかなきゃいけないんですよ、たぶん。
時間の使い方
で、次が一番重要なんですが、その資産を作るのには、
すごく時間がかかる
はずなんです。
じゃあ、今のお年寄りに対してボクらが圧倒的に有利なことな何かわかりますか?
それは、若いということです。
そうです。老後まで、まだまだ時間がたっぷりあるんです。
時間だけはお年寄りがどんなに大金を積んでも買えません。
若者の特権です。
だから、時間を無駄にすることほどもったいないことは無い。
で、ブログの話に戻るんですよ。
ブロガーの人たちはいろいろ研究していて、例えば、ビッグキーワードを狙ったりします。
キーワードプランナーを使って、できるだけ多くの人が検索するようなキーワードを見つけて来て、それをブログ記事のタイトルや本文内に盛り込むわけです。
まあおそらく誰もが通る道でしょう。
まだ通ってない人は、まずは通ってみてください。
でもね。
たくさんの人が検索するようなキーワードって競争が激しいんですよ。
読者もたくさんいるけど、ブロガーもたくさんいるわけです。
例えば、こんなことを考えてみてください。
あるキーワードで、読者が100万人いて、書く人が1万人いたら、執筆者ひとり当たり100人の読者。
つまり、ブロガーは100人の読者を獲得できます。
読者ひとり当たり平均2ページを見てくれるならアクセス数は200ですよね。
で、ここで考え方を変えてみるんです。
マイナーなキーワードを選んでみるんです。
もし、マイナーなキーワードで読者が1000人しかいなくても、書く人が2人しかいなければ、執筆者ひとり当たり500人の読者。
読者ひとり当たり平均2ページを見てくれるならアクセス数は1000ですよね。
さっきと比べてマーケットは1000分の1という圧倒的な小ささなのにアクセス数(ページビュー)は5倍。
実際は、書く人が1万人もいたら均等にひとり当たり100人の読者とは当然なりませんよね。
検索の上位の人に集中するに決まってます。
ということは1万人のブロガーの上位20番目くらいまでに入らないと、アクセス数なんてほぼゼロですよ。
確率的にめちゃくちゃ難しい。大半のブロガーは見向きもされません。
でも後者のように、書く人が2人しかいなかったら、最下位でも2位ですよ。
ほぼ確実に検索から見てもらえます。
ちょっと極端な例を書きましたが、要するにこういうのをブルーオーシャンと言うんですよ。
そこで、ボクがさっき書いた時間の話が関わるんです。
ボクのこのブログ、6年以上書き続けていて、すでに記事の数は2400本を超えています。
これ、1本の記事で1つのアクセスだとしても、それだけで2400のアクセス数を稼げるんです。
実際にはアクセスの多い記事やら少ない記事やら。
いま現在、だいたい1日当たり1万ほどのアクセス数があるんです。
全然、バズらなくても、はてなブックマーク互助会に参加しなくても。
とにかく記事数が多いので、じわじわじわっと毎日必ずアクセスがあるんです。
マンション投資を考えてみてください。
1室だけを買って人に貸す場合、ゼロか100ですよね。空室か入居か。
でも、もし100室持っていれば、まずゼロにはなりません。まともなマンションならだいたい80%から90%は埋まるんです。1室や2室が空室になっても大したダメージじゃ無いんです。
ブログもそれと同じ。
ボクがこれまでに積み上げてきた2400本の記事は、必ずアクセス数を稼いでくれます。絶対にゼロにならないんです。
その積み上げのために必要なのが時間です。
数日で2400本も書けません。長い時間をかけて積み上げました。
そしていったん積み上がってしまえば、それは資産となって収益を産んでくれるんです。
ただし、ひとつ気をつけてほしいことがあります。
マンションで例えるなら、
「あのマンションの100室のうち5室でネズミが大量発生した。」
なんてウワサが立ったら、他の部屋からもどんどん人は逃げます。
実はブログも同じ。
2400本の記事の中に、非常に質の悪い記事があれば、それはブログ全体の足を引っ張るんです。
だから、たまには手を抜いて今日はこの程度にしておこう、なんて考えない方がいいです。
そんな中途半端な記事を書くくらないな書かない方がダメージが無い分マシです。
生き延びてしまうというリスクに対処する
今回、割と若い人を意識して記事を書いてみました。
と言っても、ボクだって、たかだか6年です。
ごぞんじのとおり、6年なんてあっという間。
年配のあなたにもチャンスは平等にあります。
時間だけはみんな1日24時間です。
それを10時間分しか使わないのも28時間にするのも、あなた次第。
よく考えてみてくだだい。
いま30歳の人といま60歳の人。
それぞれ、明日死ぬ確率はどちらも50%ですよ。
60歳だからといって何もしなければ、下手したら100歳まで40年間も生きなきゃいけないかもしれない。
だから言うんです。
若者には年寄りになるまでの十分な時間という特権があるけれど、60歳の人だって100歳まで40年もある。
100歳から見たら60歳は若者なんです。
要は時間の使い方。
そしてブルーオーシャンで泳ぎながら資産をせっせと積み上げていく戦略。
同じブロガー仲間として、何かを感じ取ってくれれば、これを書いた甲斐があると言うモノです。