喜ぶのは誰か
自分が欲しいモノを自分で買って自分が喜ぶ。
多くの人が経験することですよね。
でも、それは、まだ平凡な領域。
一般のその他大勢の人たちの一人に過ぎません。
相手が欲しいモノを買ってあげて相手が喜んでいる姿を見て自分が喜ぶ。
こうなると、グッと数が減ります。
ボクは別に、人間としてどっちが良いとか悪いとか、そういうことを言いたいのでは無いんです。
ただ、その他大勢の人なのか、それとも珍しい人なのか、その違いを言いたいのです。
例えば、ボーナスが出たら何を買おうと考える人は多いと思いますが、ボーナスが出たら誰に寄付しようと考える人は少ないです。
あなたは前者ですか?後者ですか?
もう一度言いますが、どちらが良い悪いの話ではありません。
性質の判定の話です。
ちなみにボクは後者です。
自分で何かを買う喜びよりも誰かに何かをあげることの方がずっとうれしいです。
だから献血や寄付を習慣化しているわけです。
苦しい思いをして無理にしているわけではなく、自分がそれをしたいからしてるんです。
ブログだけでは無い
この連載はブログ入門なので、ブログに関して言います。
たくさんのアクセスを集めることができるブロガーは、ズバリ、後者なんですよ。
もし、その他大勢の中の一人なら、それなりのブログしか書けず、だから人が集まってきません。アクセス数も増えません。
だって、珍しくも何とも無いんですから。
アクセス数の多いブログは、多くの人が読みたいブログ。
ブログってのは本来、自分の好きなことを書いて良いんです。
しかしそのこととアクセス数の大小は別の話。
読み手が喜ぶ、つまり相手が喜ぶのを見て自分が喜べるかどうか。
それは目先のテクニックでは解決しません。
単にブログというステージだけ、そういう技を使おうとしても無理です。バレます。
根本的に人間として、そういう境地に達しているか。そういう資質を持っているか。
そういう人のブログにはたくさんの人が集まり、そして、そもそも、そういう人の元にはたくさんの人が集まるのです。