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Google AdSenseの各要素の性質と繋がりを理解しよう

広告収入を増やすための対策を要素に分解して考えてみる

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

前回は、Google AdSense(アドセンス)の用語の説明をしました。

 

Google AdSense(アドセンス)の基本用語と意味を覚えよう - 非天マザー by B-CHAN

 

今回は、それらの項目のつながりを見てみます。

 

最終目標は、広告収入を増やすこと、つまり、見積もり収益額を増やすことです。

では、見積もり収益額を増やすにはどうすればいいか?

いろんな考え方ができます。

 

  • ページビューの増加
  • クリック数の増加
  • ページのCTRの増加
  • CPCの増加
  • ページのRPMの増加

 

いずれも見積もり収益額の増加に繋がります。

しかし、項目の性質が異なるため、増加させるための手法も異なります。

 

ページビュー

 

例えば、ページビューの増加。

ページビューを増やすためには、まずは訪問者数を増やすしかありません。

誰も見に来なければページビューはゼロですが、1000人が見に来てくれれば、最低でもページビューは1000になります。1人が2ページずつ見てくれればページビューは2000になります。

 

クリック数とページのCTR

 

一方、クリック数はページビューだけでは決まりません。

 

クリック数 = ページビュー × CTR

 

です。

ページビューが2倍に増えても、CTRが半分に減ってしまえば、クリック数は変わりません。

一方、ページビューが全然変わらなくても、CTRが2倍に増加すれば、クリック数は倍増します。

ということは、ページビューがなかなか増えないと悩んでいる人でも、CTRを増やす工夫をすれば、それだけでクリック数の増加、つまり見積もり収益額の増加に繋げることができるわけです。

CTR、つまりクリックされる確率を上げるにはどうすれば良いでしょうか。

クリックされやすい広告のサイズや種類を選ぶ、クリックされやすい配置に広告を置く、などです。

これはサイトの内部の作業の問題なので、比較的簡単にできることです。

ページビューを増やすよりずっと簡単です。

言い方を変えれば、ページビューが増えなくても、広告の置き方によってクリック数が増やせる可能性があるのに、それをやらないのは、非常にもったいないということです。

 

CPC

 

同じクリック数ならCPCつまり広告単価が高いほうが見積もり収益額は上がります。

ではCPCはどうやって上げるのでしょうか。

基本的にはサイトの側では上げられません。

広告を出す側の人や企業を広告主と言いますが、広告主はあなたのサイトの広告枠に広告を出すことを決めます。

ただし広告主が複数いると競争になるので、広告単価が高い広告主が勝ちます。

なので原則としては、一番高い広告が選ばれて表示されるようになるので、あなたは何もしなくてもいいですし、しなければならないこともありません。

ただ、広告主の方も、いろいろ考えます。

例えば、ページビューの少ないサイトに単価の高い広告は出したくない、とか、この枠の大きさに合う広告を持ってないので、出すのをやめよう、とか。

てことは、あなたが直接、単価の高い広告を選ぶことはできませんが、ページビューが多いほうが枠の人気が高まり、つまり需要が高まり、より単価の高い広告が集まりやすくなります。

また、変な形やサイズの広告の枠だと、そこに出せる広告を持っている広告主の数が少なくなり、競争が生まれません。

なので、なるべく人気の高い形やサイズの広告の枠を選ぶことで、そこに出せる広告主の数も増えるので競争が起こり、単価が上る可能性があります。

さっきも言いましたが、広告の配置に加えて、サイズや大きさの選択は比較的簡単にできることです。

何も考えずにテキトーに選ぶのはもったいないので研究しましょう。

 

ページのRPM

 

ページのRPMは1000ページあたりの見積もり収益額だと言いました。

1000ページあたりの見積もり収益額なので、RPMを上げることとページビューの大小は理論的には無関係ですよね。

ページビューが10万あろうが100万あろうが、RPMが300円なら、1000ページあたりの見積もり収益額は300円です。

てことは、RPMは何で上下するんでしょうか?

よく考えてみてください。

1000ページあたりの見積もり収益額が上がるということは、1ページあたりの見積もり収益額が上がるということです。それを1000倍するだけですから。

 

1ページあたりの見積もり収益額は、次の式で表せます。

 

CPC × ページのCTR

 

例えば、CPCが50円の広告がクリックされる確率(ページのCTR)が1%なら、そのページが生み出す見積もり収益額は、

 

50円 × 1% = 0.5円

 

なので、それを1000倍した500円がページのRPMです。

CPCが2倍に増えてもページのCTRが半分に減れば、ページのRPMは変わらず。

CPCが半分に減ってもページのCTRが2倍に増えれば、ページのRPMは変わらず。

これらの項目は連動しています。

 

ページのRPMを上げるには、ページのCTRやCPCが上がる必要があります。

ページのCTRやCPCを上げる方法はさっき書いたとおりです。

 

見積もり収益額

 

結局ページのRPMが高ければ、そのページは収益力が高いということになります。

同じ回数だけ表示されても、RPMが高ければ見積もり収益額は高くなりますから。

 

見積もり収益額は、

 

ページビュー × ページのRPM ÷ 1000

 

なので、見積収益額を増やすには、ページビューを増やすか、ページのRPMを増やすかですね。

 

この式をさらに分解すると、

 

見積もり収益額 = ページビュー × ページのCTR × CPC……A式

 

です。

このA式の中の、

 

ページビュー × ページのCTR

 

はクリック数なので、

 

見積もり収益額 = クリック数 × CPC

 

という書き方もできます。

一気に書きましたが、慌てて理解する必要はありません。

ひとつひとつの式の意味をゆっくり解釈してください。

 

最終的には見積収益額は各項目が連動していることがわかってもらえればOK。

 

A式をもう一度書きます。

 

見積もり収益額 = ページビュー × ページのCTR × CPC……A式

 

おさらいですが、

 

  • ページビューを増やすには、訪問者数を増やす、つまりサイトの魅力を上げるしかない。
  • ページのCTRを増やすには、広告の配置や種類やサイズや形を工夫する。
  • CPCを増やすのは、直接は難しいけれど、ページビューを増やしたり、広告の配置などに工夫することで影響する可能性がある。

 

このように要素に分解すれば、やみくもにサイトに手を加えるのではなく、やるべきことが見えて来るのでは無いでしょうか。

個々の具体的な対策を書くと本を書けてしまうほどの物量になるので、別の記事で少しずつ書きたいと思いますが、まずは基本用語と意味、性質を理解してください。

 

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