非天マザー by B-CHAN

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ネットで楽々稼ぐ

楽に稼ぐ

 

 

こんにちは。

新しく出会った人と、ネットで稼ぐことについて話をする機会がありました。

ボクのこのブログも、ボクの収益源のひとつですが、ブログを始めてからもうすぐ9年。

ブログを始めた際は、はてなブックマークの存在も、アフィリエイトの存在も知らず、単に興味を持ったiPhoneと言うスマートフォンのことを書く日記にしようと思っていました。

 

その後、ブログのことを色々と調べているうちに、アフィリエイトの存在を知りました。

 

今でこそ一般化したアフィリエイトと言う言葉。

当時はまだ珍しかったと思います。

 

当時、ネットで稼ぐことについては、

 

ネットで楽して稼ぐ

 

と言うイメージが世の中にはあったと思います。

このイメージこそ、重大な落とし穴です。

 

ブログでのアクセス数(ページビュー)が月に1万あれば、上位5%に入ると言う説があります。

1日に300程度ですね。

1日に4桁や5桁のアクセス数を得ている人は、それこそ千人に1人、1万人に1人の存在です。

 

ブログの収益モデルにもよりますが、例えば、1日に1万のアクセス数で1万円稼げる人がいるとします。

月収で30万円です。

そんな人が千人に1人の存在。

よく考えてみれば、サラリーマンで月に30万円の給料をもらう人って千人に1人でしょうか。

もっと多いでしょうね。

つまり、アフィリエイトで稼げる確率は、サラリーマンで稼げる確率よりずっと小さいと言うことです。

しかも、アクセス数1万で1万円を稼げる可能性は低いです。

実際は数分の1程度です。

こればかりは人によってバラバラですが、とにかく月に30万円稼ぎたいなら、ブログよりもサラリーマンをやった方が、確率は高い、と言うことです。

 

言い方を変えれば、ブログでサラリーマン程度の収入を得るのは楽では無いわけです。

 

ネットで楽して稼ぐのは実は難しいと言えると思います。

 

楽しく稼ぐ

 

 

では、あきらめるべきなのか。

ブログで稼ぐことのメリットは、投下資本が非常に少ないことです。

失敗しても損失はほとんどありません。

借金してリアル店舗を開業したり、在庫を抱えるビジネスに比べれば、圧倒的に安全です。

安全なのに、リターンが得られる。

ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンの原則から言えば、ブログはローリスクハイリターンの可能性があり、つじつまが合いませんが、その代わり、稼ぐための仕組み作りに苦労する、と言うことです。

つまり、リスクの代わりに苦労や創意工夫が求められるんですね。

 

例えば、ボクのこのブログは記事数が3200本を超えていますが、それだけのことをしているブロガーは世の中にはほんの一握りです。

ブログを始めてから9年近く、収益作りのために、数え切れないくらいの試行錯誤と創意工夫を繰り返してきました。

時間と手間と言う、目に見えない投下資本が使われてきたわけです。

 

稼げてはいますが、楽して稼げてはいません。

 

では、それを続けられるポイントは何か。

 

答えはひとつです。

それは、

 

楽しく稼ぐ

 

と言うことです。

 

全く同じ漢字。

楽と言う漢字。

なのに意味は全然違いますね。

楽だから続けられるのでは無く、楽しいから続けられる。

 

いつも書いていることですが、世の中の大半の人と同じことをしていては、レッドオーシャンに巻き込まれます。

多数(マジョリティ)に入るのでは無く、少数(マイノリティ)の側に入る。

世の中のみんながやっているから自分もやる、と言う生活を捨てて、世の中のみんながやっているかどうかは関係無い、と言う生活スタイルや気持ちに切り替える。

 

例えば、スマートフォンは巨大マーケットですが、もはや激しいレッドオーシャンです。

大きなマーケットだからと言って、そこに飛び込むと、大勢の中の上位になる必要があり、成功率は低くなります。

また、気持ちとして、自分の好みでは無く他人の好みに合わせて生きていくこと自体がストレスになると思います。

長続きしません。

 

この記事のタイトルは、

 

ネットで楽々稼ぐ

 

としましたが、この場合の楽々は、あえて楽をすると言う意味では無く、楽しむと言う意味を込めました。

 

人間の生まれながらの才能ももちろんあると思いますが、どんなスポーツでも楽器でも何でも、1時間だけ練習した人と1万時間練習した人とでは、後者がその分野で優れた人になることはほぼ確実です。

 

だから、続けること。続けるためには楽しむこと。楽しむためには好きなことを選ぶこと。

 

ボクのこのような雑記ブログよりも、好きな専門分野に特化したブログの方がアクセス数を稼ぎやすいのは、そんなところに理由があるのかもしれません。