ブログを書くコト
ボクは20世紀から生きているので、インターネットや携帯電話が無い頃も経験し、インターネットや携帯電話が登場した頃も経験し、インターネットや携帯電話が普及した現在も経験しています。
要は、激変を経験した世代です。
ボクが新卒で就職活動する頃はインターネットと言う言葉も無かったので、ネットで仕事をすると言う概念すらありませんでした。
仕事をすると言うコトは、就職するか起業するかですが、今と違って起業と言う概念も希薄でした。
家業の跡取りになる以外に、周りを見渡しても起業するヤツなんていませんでした。
みんな、企業に就職していましたね。
ボクも、何も考えていなかったので、大学4年生の中頃に、重い腰を上げて就職活動しました。
バブルが崩壊した後の、いわゆる就職氷河期世代ですが、大阪大学は大阪で一番有名な大学なので、大企業から引く手あまたでした。
ボクは、企業の面接官の人たちは、大学のネームバリューで人を選ぶのか、頭がおかしいのか、と思いつつ、友だちの友だちが働いていると言う理由だけで某バカデカい銀行に就職し、他の内定先にすべて断りの連絡を入れました。
支店に配属されると、パソコンが支店に1台だけ。もちろん誰も使っていません。
一太郎と言うワープロソフトが動いていましたが、そもそもパソコンを使って仕事をすると言う概念が無かったので、宝の持ち腐れ。ボク以外は。
ボクは小学生の頃からプログラミングをやっていたので、あれこれと業務を効率化しました。
数名が電卓を使って数日をかけていた仕事を、Excelに関数を組み込んで一瞬で終わらせるファイルを作ってパラダイムシフトを起こす、その程度の時代でした。
それが今では、誰もがネットに依存し、アフィリエイトだのブログだので稼ごうとする時代。
ボクもまた、このブログを2,009年12月に始めて、もうすぐ10年になるベテランブロガーです。
前回の記事で1863日連続執筆中。
1863日 = 365日 × 5年 + 38日
つまり、ここ5年以上、1日も書かさず記事を公開し続けています。
ブロガーは数百万人いても、5年間も休んでいない人は、おそらく1%、いや、0.1%もいないのでは無いでしょうか。と言うか日本で100人いるんでしょうか。
そんなボクの趣味のひとつが、誰かのブログ記事を取り上げるコト。
今回はこれです。
NOBU (id:adsense1102)さん、こんにちは。
アフィリエイト
ボクも数多くのアフィリエイト記事を書いて来ました。
そして、オススメしています、アフィリエイトへの参入を。
最近は、YouTuberも大流行りです。
何事も経験が大切なので、ブロガーやらYouTuberになるコトはステキなコトだと思います。
ただ、勘違いしないでくださいね。
ブロガーもYouTuberも、稼げる確率は低いですよ。
以前、宝くじの記事を書きました。
期待値と言う言葉を知っていますか?
例えば、1億円当たる宝くじがあると仮定しましょう。
その1億円の当選確率が500万分の1。
1枚の価格が100円とします。
期待値は、
1億円 × 500万分の1 = 20円
です。
これを投資だと考えると、100円の投資で20円を得るわけです。
まともな起業家なら、こんな馬鹿げた事業投資はしません。
100円を投じるなら、期待値が100円を超えないと、やる意味が無いからです。
まあでも、一般大衆はそんなコトは考えません。
考えないので、ほぼすべての人が損をするわけです。
だからこそ、一般大衆なんですけどね。
一般大衆が賢くなってしまうと、政治家や企業家がコントロールしにくくなりますから、このままの方が都合が良いのです。
逆に言えば、一般大衆から抜け出したければ、期待値くらいは知っておきましょうってコトです。もちろん、それは最低限の知識ですが。
そうすれば、宝くじにおカネを捨てずに、将来のために有意義なおカネの使い方を考えるようになるでしょう。
話がそれましたが、ネットでのアフィリエイトやYouTuberはラクして稼げるビジネスなのでしょうか。
実際にそんなコトで稼げている人は、ごく一部です。
わざわざサラリーマンを辞めてアフィリエイトやYouTuberをやって、手取り金額が増えるなんて夢の夢だと思っていてください。
と言ってもゼロでは無いです。
では、なぜボクがアフィリエイトをオススメするか。
理由は明快です。
低資本で始められるコトと、会計上の赤字のリスクが小さいコトです。
つまり、貸借対照表(BS)の面でも損益計算書(P/L)の面でも、失敗時のダメージが非常に小さいのです。
ブログって、パソコンかスマホでできちゃうんですよ。
別にブロガーじゃ無くても、どちらかを持っている人って多いですよね。
つまり、ブログを始めるのに開業コストはほぼゼロです。
また、仮に月に1円も稼げなくても、支出もゼロです。通信費とか電気代くらいは発生しますが、それってブログとは関係無く発生しますよね。
つまり、事業としてのランニングコストは実質ゼロなんです。
だから、失敗しても損は無いし、成功すれば、それはほぼ利益なんです。
これが他のビジネスとの違い。
YouTuberはアイデア次第ですが、例えば、カレー風呂に入ってみた、的な企画だと、大量のカレーを買ってくる費用がかかります。稼げなければ、マイナスです。
文章勝負のブログが、恐らく、最も低コスト、つまり、利益率の高い商売なんですね。
失敗しても損失無し。
成功したらほぼ利益。
どうですか。
とりあえずやらない理由が無いでしょ。
確率は低いけれど、やっても損は無い。
これが他のビジネスとの違いです。
どうせ、仕事が終わって帰宅してぼーっとテレビを見て1日が終わってしまうのであれば、その時間をブログに使いましょう。
まあボクのように、テレビ自体を所有しなければ、NHKの受信料も払う必要は無いですし、テレビの電気代も無いですし、テレビを見る時間をすべて、有意義な活動に振り向けられます。
すでに5年以上、テレビを見ていませんが、プラスこそあれ、マイナスは何もありません。
おかげで、ブログで収益を生み出し、ちゃんと確定申告する生活になりました。
NOBUさんのように気合いを入れるブロガーもいますが、損失が無い以上、とりあえずやってみても、ゼロかプラスかのどちらかです。
30歳の人なら月に55556円稼げれば、60歳で2000万円になりますよ。税金などを無視した単純計算ですが。
会社のグチや政治のグチを言っても、どうせ変わらないのであれば、ムダな時間をやめて有意義な活動時間に変えればいいのです。
デモに参加したり寺社に参拝して祈る人たちを横目にせっせと活動する。
これが100年安心プランの始まりでは無いですか?