非天マザー by B-CHAN

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ブログほどローリスク・ハイリターンでレバレッジの高いビジネスは無い

おカネの稼ぎ方

観客

 

 

ボクがこうやってブログを書いているのは趣味でもあるんですが、実益でもあります。

このブログの収益によって家賃や光熱費や食費を払っています。

つまり生活しています。

このブログの収益がボクの命を支えているのです。

 

よく、

 

ネットでラクしてカネ儲け

 

なんてフレーズを見かけますし、それに目がくらんでしまう人もいますが、それはありません。

ネットでカネ儲けはできますが、ラクしてカネ儲けは一部の人以外は無理です。

ネットでおカネを稼ぐことは、数ある職業の中のひとつだと思ってください。

なので、ネットで稼ぐこと自体は悪いことでも何でも無いんです。

 

おカネを稼ぐと言うのは価値の交換です。

パン屋さんはお客さんにパンを渡しておカネを得ます。

理容師さんはお客さんの髪を整髪しておカネを得ます。

何かを提供して対価としておカネを得る。

すべての仕事はそうやって成立します。

 

レバレッジ

 

会社において、平社員と社長とでは、なぜ収入に差ができるんでしょうか。

それはもちろん能力の差ですが、それは支払いの理由と言う観点です。

なぜ社長には多くの報酬を支払えるのかと言う仕組み論から話せるでしょうか。

例えば、あなたが平社員だとします。

あなたが平社員として営業活動して、50万円の売り上げの契約を獲得したとします。

つまり、会社には50万円のおカネが入ってきます。

では会社はあなたに60万円の給料を渡せるでしょうか。

もちろん無理ですよね。

売り上げ以上の給料をあげてしまえば赤字です。

50万円の売り上げを獲得した社員には50万円払うのが限界ですし、実際にはその他の経営上の経費を差し引く必要があるので、実際に払える給料はもっと少なくなります。

では、社長はなぜ、もっと多くの報酬をもらえるのか。

例えば、あなたが50万円の契約を獲って来て給料が20万円だとします。

残りの30万円は会社の経営上の経費として使われます。

事務所の家賃とか光熱費とか福利厚生費とか税金とか。

実は、社長への報酬もそこに含まれます。

話をわかりやすくするために従業員数が100人の企業だとします。

それぞれの従業員が契約を獲って来ます。

100人の従業員が50万円の契約を獲れば、売り上げは5千万円ですね。

各従業員の売り上げの中から1万円ずつが社長の報酬に使われるとしましょう。

すると、カンタンな算数で、

 

1万円 × 100人 = 100万円

 

つまり、社長の報酬は100万円です。

従業員1人1人が負担したのは1万円ですが、100人いるので、社長は100万円もの報酬を受け取れるわけです。

従業員は自分が獲得した契約で自分の給料が制限されるんですが、社長の報酬はみんなの売り上げの合計の中から捻出されるわけです。

 

要約すれば、社長は100人の従業員に稼がせていると言えます。

 

1人の社長が100人を使って稼いでいる。

これを、

 

100倍のレバレッジを掛けている

 

と言います。

1人では決してできないことを、多くの人を使うことで実現することを、レバレッジを掛ける、と言う言い方をします。

レバレッジを掛けると言うのは、梃子(てこ)の原理を使うと言う意味です。

 

ブログはレバレッジビジネス

 

プロ野球選手やプロサッカー選手が高額な年俸を手にできるのは、球団がそれだけの収入を得るからです。

ご存じの通り、プロ野球やプロサッカーは1試合に数万人の観客を集めます。

観客1人1人の負担はせいぜい数千円程度ですが、それが数万人集まるので、1試合で数千万円から数億円の売り上げになります。

巨大なレバレッジを掛けているわけです。

テレビも同じですよね。

テレビに良く出る売れっ子タレントが大きな収入を得られるのは、テレビが巨大なレバレッジビジネスだからです。

1時間番組を流して、その視聴率が全国で1%なら、それだけで100万人が見ていることになります。

ショップの店員さんは1回に1人のお客さんしか相手をできませんよね。つまりレバレッジは1倍。

なのにテレビは1回に数百万人を相手にしています。レバレッジは数百万倍。

だから店員さんの収入とテレビの収入には雲泥の差ができるんです。

 

世の中には1回に1人を相手にするレバレッジ1倍ビジネスと、1回に複数を相手に数レバレッジ高倍率ビジネスとか存在します。

人間には誰にも平等に1日は24時間が与えられています。

全員がレバレッジ1倍ビジネスをしているのなら、稼ぎにはあまり差が付きません。

もちろん利益率の高い商品を売れば、それなりに稼げますが、それでも1日にできることには限界があります。

稼ぎを増やすには、同じ時間で効率を数倍、数十倍、数百倍にすること、つまりレバレッジをどこまで上げられるかがポイントです。

 

ブログも典型的なレバレッジビジネス。

あなたが読んでいるこの記事。

これをボクは1回しか書きませんが、1回書いただけで、数百人数千人の人たちが見てくれます。

1回の労働で数百人を相手にできるわけです。

ショップ店員さんと構造が違うわけです。

 

本を出版するのと同じですね。いったん書いてしまえば、後は売れ行きによって印税が入ってくるわけですから。

 

ただ、レバレッジビジネスと言っても、テレビ局業界に参入するのは大変ですし、出版もそれなりにハードルが高いです。

会社の社長になるのも気軽にはできません。

 

その点、ブログは、世にも珍しい、超ローリスクハイリターンビジネスです。

世の中の一般原則としてハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンが存在しますが、ブログはその原則を外しています。

初期コストなんて、せいぜい、パソコン1台程度。あとは毎月のネット料金くらいですよね。

業績が悪くても(アクセス数が少なくても)、損失は非常に少ないです。

会社を興して倒産するリスクと比べたら微々たるもの。

つまり、やって損は無いんですよね。

 

だから、ボクは多くの人にブログ執筆をオススメしてるんです。

これほどローリスクハイリターンで参入障壁が低いレバレッジビジネスは希少ですから。

 

さあ、これを読んだあなた。

明日からでは無く今からスタートの準備をしませんか?

 

ボクの過去記事も参考にしてもらえれば。

 

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