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非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、金融、経済、不動産、保険、ビジネス、音楽、映画、ニュース、自己啓発などを語ります。

旅行は2人で行くなと言う話

行き当たりばったりの旅

マレーシア

 

 

ボクがマレーシア旅行をしたときの話。

ずいぶん前ですけどね。

 

ボクと同じ年の男友達と2人で行きました。

ボクはあまり英語を話せませんでした。

彼はほぼ英語を話せませんでした。

ボクはわりと積極的なタイプ。

彼は消極的でお堅いタイプ。

 

で、パックツアーでは無く、宿も決めずに行き当たりばったりの旅です。サバイバル旅行です。

とりあえず飛行機で日本を旅立ち、確かマレーシア国内のペナン島に着いた気がします。

空港に着いたら、すでに午後だったので、さっそくホテル探し。

どんな粗末な宿でもいいぞ!

とエラそうに意気込んで出発した旅ですが、結局、最初に選んだのはシャングリラホテル。

要は最高級ホテルです。と言っても、日本円では1泊数千円なので負担は軽かったんですが。

ボーイさんにカートで荷物を運んでもらって部屋へ。

そう言う気の利いたサービスすら初体験だったので感激し、部屋の豪華さにさらに感激。

どこがサバイバル旅行やねん!

とりあえずその日は寝ました。

翌朝、朝食を食べに階下の広い大食堂へ。

慣れないボクたちは何をどうすれば良いのかもわからず、うろたえるばかり。

焦って、ポットのコーヒーをこぼしてぶちまけてしまいました。

ヤバい!

叱られる!

ボクたちは朝食も食べずに部屋へ逃げ帰りました!

すると部屋にはワゴンでモーニングサービスが運び込まれていました。

さすが最高級!

食堂へなんか行く必要なかったんや!

 

その日はあちこち歩き回って、確かマレーシア本土へ行ったんですよね。

2回目の宿はさすがにシャングリラホテルほどでは無く、普通の民宿レベル。

 

で、問題は3日目でした。

にぎやかなマーケットをうろうろしていると、女性2人組に声をかけられました。

日本のことを聞かせてください。

と言っています。

若い女性2人組だったので、ボクはよろこんで話し始めました。

彼も話したかったんですが、なにせ、ろくに英語を話せません。

ボクを指さして、

 

He is bank.

 

と言う謎のフレーズを発しました。

ボクが銀行員であることを言いたかったらしいですが、彼女たちには大ウケでした。

そうこうするうちに、

 

私たちの自宅に来て食事しない?

 

と誘われたんです。

するとボクの友人が、地球の歩き方のとあるページをボクに見せました。

 

 

そこには、

 

日本人を自宅に誘ってダマす現地人が多い。

自宅で食事をさせて安心させた後、父親が登場して、なぜかトランプの練習をさせようとする。

いっしょにカジノへ行って共同でいかさまをやって共に大儲けしようではないか。

そう言う主旨で教える。

しかし実際にカジノへ行くと、実はダマされているのは日本人の方で、身ぐるみ剥がされる。

 

そんなことが書かれていました。

 

しかし、好奇心旺盛なボク。

それを知りながら、なお、あえて自宅に誘われてみることにしたんです。

ここでボクと友達の選択が分かれました。

用心深い友達は行かないと言ったのです。

で、ボクは単身で行くことになり、彼はホテルに戻ることになりました。

 

教科書どおり

 

ボクは見知らぬ国で見知らぬ2人組に案内され見知らぬ家に入りました。

すると、本に書いてあったとおり、食事が。

非常に豪華な食事です。

ボクは食事を楽しみました。

マレーシアに来て、観光用では無いホンモノの家庭料理を味わえました。

すると、驚くべきことに、お父さんが登場。

そして言いました。

 

キミにトランプを教えよう。

 

ええ!?何と言う教科書どおり。

ボクは笑いそうになるのを我慢しながら、

 

わかった。

 

と答えました。食事の後に脈絡も無くトランプを教えるという不自然さにボクの方が気まずさを覚えていましたが、その家族は何の疑問も持たずに2階へ案内。

そしてボクとお父さんはトランプの練習を始めました。

 

いいか、ワシが右手の指をこうすれば1だぞ。

 

そんなことを言いながら、いかさまのやり方をボクに伝授するのです。

ホント、教科書どおり。

しかし1時間ほど続いたところでボクもさすがに飽きてきたのと、友達のことも気になったので、お父さんに言いました。

 

そろそろ帰る。

 

すると、お父さんのみならず、その2人組の女性、お母さん、そしておばあさんまで登場して、みんなで、

 

なんとかトランプを覚えてくだされ。

 

とボクに言います。

なんじゃそりゃ!どれだけ必死やねん!笑いをこらえるのが大変だ。

しかしボクは観光の時間が無くなることを理由に断りました。

彼らもそれ以上の悪人では無く、ボクを無理に引き留めようとはしませんでした。

ボクは食事のお礼を言いつつ家を出ました。

家を出るときに、女性2人組が、今夜また会いたいと言ってきました。

そこで、夜の9時に待ち合わせをし、いったん別れて、ボクはホテルに戻りました。

ホテルでは友達がベッドで寝てました。

おいおい、用心深いのはわかるけど、せめて海外旅行に来たんだし、ひとりでも観光くらいしようよ。

で、ボクは夜の9時に再度、待ち合わせしたことを話しました。

こうやって無事に帰ってきたし、もう家に行くわけでは無いし大丈夫だよと説明したんですが、それでも彼は疑い、結局、夜の待ち合わせにも来ませんでした。

再びボクは単独行動で待ち合わせの場所へ。

ディスコでした。

エレベーターに乗るときに、

 

日本ではエレベーターに乗るときに靴を脱ぐんだよ。

 

と大ウソを教えると、2人の女性は、すかさず、

 

ウソだ!

 

とツッコミを入れてきました。

楽しいじゃん。

結局、ボクと2人の女性は夜中の2時まで踊りましたよ。

 

で、帰り際、その女性たちは、

 

いま家に帰るとお父さんに怒られるからホテル代をちょうだい。

 

とボクにせがんできたんです。

ディスコ代とか食事代とかさんざんごちそうしたんですが、それでも足りないんでしょうか。

まあボクも昼間に家で豪華な食事を食べさせてもらってはいるんですが。

でも、彼女たちを甘やかしてはいけないので、ボクは断りました。

彼女たちはそれは承知したんですが、翌日また会いたいと言ってきました。

ボクは翌日は帰国日だったんですが、彼女たちがあまりにも食い下がるので、待ち合わせしてしまいました。

で、真夜中と言うか朝方にホテルに戻りました。

やはり友達は活動せずに、ホテルで寝てました。

臆病なのはわかるけど、もうちょっと活動的でもいいのにな〜。

そう思いながらボクも眠りました。

最終日は昼には空港へ。

結局、彼女たちとの最後の待ち合わせはすっぽかしました。

 

あれ以来、もちろん彼女たちとは会っていません。もう会う手がかりもありません。

思えば、半日間の楽しい思い出です。

どうしてるだろうな。

 

それと、友達にもある意味、悪いことをしました。

ボクがひとりで出かけてしまったために、彼はひとり残され、ホテルで半日間、じっとしているだけでした。

 

教訓。

2人で旅行すると、旅先で意見が分かれたときに困る。

3人以上で旅行しましょう。

あるいはひとり旅の方が融通が利くかも。

2人で旅行するときは2人ともアクティブな性格のメンバーが良いと思います。