非天マザー by B-CHAN

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テレビを見るより読書した方が良い理由

テレビのチカラ

テレビ

 

 

ボクはテレビを持っていないと言う話を何度書いたでしょう。

まあ驚かれますよ。

だって、自宅にテレビが無い人なんてほとんどいないでしょ?

 

世の中の大勢の人と同じことをするな。

人と違ったことをしろ。

 

このありきたりなセリフ。でも実際に実行する人は少ないですよね。

実際に実行する人が少ないから、世の中の大勢の人になっちゃうわけです。

そう言う意味では、ホントにテレビを持っていないと言う少数派であるボクは、希有な存在かもしれません。

 

で、よく勘違いされるんですよ。

ボクはテレビがキライなんだと。

 

違うんですよね。

そう言うツマラナイ理由でテレビを見ないわけではありません。

 

次の2つの選択肢があった場合、あなたはどちらを選びますか?

 

Aと言う商品を1000円で売っているB店で買う。

まったく同じAと言う商品を1500円で売っているC店で買う。

 

単に価格が違うだけです。

もちろん、あなたを含め100人が100人ともB店で買うでしょう。

 

理由は簡単。B店で買う方がオトクであり、C店で買うと損だから。

それだけですね。

人は合理的な行動を採るのです。

損得が明確にわかっている選択肢があれば、トクな方を選ぶのです。

 

で、ボクもまた、トクな道を進んでいるだけ。

 

時間は二度と戻りません。貴重な存在です。

その貴重な時間を使ってテレビを見ることは、自分にとって大損なんですよね。

 

テレビ本体を買うのって消費です。

テレビに使ったおカネは二度と戻ってきません。

また、テレビを見るのにはそれなりに大きな消費電力が必要で、当然、電気代がその分かかります。

テレビから出る光は目に悪影響を与え視力を押し下げます。

ブルーライトは睡眠に悪影響を与え、ひいては健康にも悪影響を与えます。

 

そして何と言ってもテレビを見て得られる情報の希少性の無さ。

なにせ国民の大多数がテレビを見ているわけです。

つまり、たいていの人はテレビで流れていることを知っているわけですね。

そりゃ、いくつかのチャンネルはありますが、せいぜい数チャンネル。

それぞれのチャンネルを数百万人から数千万人が見てるわけです。

 

テレビを見て得た知識を人に自慢しようとしても、

 

「それ知ってるよ。」

 

と言われるのがオチですね。

テレビの情報を知識として蓄積しても、何の専門性も無く希少性も無いわけです。

大勢の人が知っている情報ですから。

 

当たり前ですが、そうやって生きている人の脳に蓄積されるのは、凡庸かつ平凡な情報。

しかもテレビにはもうひとつの大きな問題があって、それは視聴者が視聴するための努力を要しないと言うことなんです。

なにせ視聴者が何もしなくても、自動的にテレビはどんどん進みます。

映像は流れ続けるのです。

完全に受け身なんですよ、視聴者は。

 

大勢の人が知る情報を受け身で視聴する。

そんな毎日を送っている人は、そう言う人間になるんですよ。

で、

 

テレビで紹介されたお店だ!

芸能人が言ってた商品だ!

 

と完全にコントロールされて生きるわけです。

マインドコントロールですね。

もちろん、マインドコントロールされている本人は自分がマインドコントロールされていることに気付きません。

マインドコントロールされているんだから気付かなくて当然です。

もしあなたが毎日、テレビを見て、テレビで紹介された店なんかが気になっているのなら、そして、自分はマインドコントロールなんてされてないと思っているのなら、それは見事にマインドコントロール成功です。おめでとうございます。

 

読書のチカラ

 

読書はテレビの視聴と違って能動的です。

自分の意思で読まないと進みません。

毎日読書する習慣を身に付ければ、それは非常に能動的な人格ができあがると言うことです。

ラクなテレビに走るか、それとも積極的に自分の意思で読書を始めるか。

それだけでも人間性の違いが明確になってきます。

 

もちろん読書に電気代は不要です。

そもそも読書には何万円もするテレビすら不要です。

そして、読書は自己投資になります。

単なる消費であるテレビの場合、その代金は戻ってきませんが、自己投資である読書は、そこから得られる情報やノウハウで、読者の能力が上がり、そのスキルアップにより、将来の年収が上がったり、収入を得ることができるようになる可能性を秘めています。

 

テレビと違って本の選択肢は非常に多く、だから、その本から得られる情報はテレビとは比較にならないほど希少価値があります。

つまり本を読めば、ほとんど誰も知らない知識を身に付けることができるわけです。

その他大勢とは違う希少な人間になれるわけですね。

専門性とも言います。

本を原作としてテレビ番組化されるケースもありますが、それもまた能率・効率が全然違います。

本なら2時間で読める内容も、テレビだと過剰な演出により、数週間にわたって放映されます。

ムダですねえ。

しかもテレビだと映像化されてしまうので、イマジネーションが限定されます。

本だと活字から自分の脳が想像するので、イマジネーションが鍛えられるんですよね。

だからテレビの作られた映像よりずっと世界が広がりますし、そもそも脳の鍛えられ方も全然違います。

脳が進化する読書と脳が劣化するテレビ視聴の違いです。

 

本と言うのは著者が何時間も何日も何ヶ月も何年もかけて経験したり調べたりして書き上げたことが凝縮されています。

それがたったの数百円数千円で数時間で読めてしまえるわけです。

コストパフォーマンスが非常に高いんですね。

希少な情報を得られて自分の脳も鍛えられて、しかもハイコストパフォーマンス。

 

毎日ダラダラとテレビを見る人。

毎日能動的に読書する人。

 

そりゃ、スキルも変わりますし、収入にも差が付いてきますよ。

 

テレビをダラダラ見て裕福になれるのならハッピーですが、そう言う人はいません。

テレビをダラダラ見てても、別の何らかの原因(相続とか)で裕福になったひとはいるかもしれませんが、それは偶然であり、テレビをダラダラ見たことで裕福になったわけではありません。

 

結局、ボクなんかは、貧しい生活よりも、裕福な生活を望んでいるので、テレビを見ることは圧倒的に損なんですよ。

繰り返しますが、時間は二度と手に入りません。

何の生産性も無いテレビ視聴に時間を費やしても、人生はもう戻らないのです。

 

明日が人生最後の日だとしても、テレビを見て過ごしますか?

 

と訊いたら、ほとんどの人が違うことをすると答えるでしょう。

それくらいテレビ視聴は人生において優先度・重要度が低い行為なんですよ。

 

実際に日本では1日に3000人ずつ亡くなるので、明日が人生最後の日である人も3000人いるわけです。あなたかもしれないしボクかもしれない。

なのに今日もまたテレビを見てダラダラと終わってしまった。

もったいなくないですか?

 

ボクにしてみたら、大損ですよ、貴重な人生をテレビ視聴で失ってしまうなんて。

 

そうです。好き嫌いの話じゃないんです。

単に損得の話です。

わざわざC店で買うのを選ぶのと同じことです。

 

ほんの60年から70年前まで、人類はテレビなんて無い生き方をしていたわけです。それが何万年も何十万年も続いていました。

明らかに伝統も利益も無い文化なんですよね、テレビ視聴って。

 

この文を読んで、何かに気付いて、今から人生を変える人は、きっとプラスになりますよ。

収入も増えるでしょうし、テレビを見なくなったことで空いた時間を使って新しい人たちとの交流も増えるかも知れません。

 

こんなことを前向きに書けるのも、ボクがたくさんの読書をしているからです。

あとはあなた次第。

B-CHANってバカだな、と思ってこれからもこれまで通りの習慣で生きるのもあなたの自由。

何かを感じ取って変えていくのもあなたの自由。

その結果、何かを得られても何かを失っても、それは自己責任です。