非天マザー by B-CHAN

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Macの日本語入力は「変換」キーが不要に

Macの新機能

 

みなさん、こんにちは!

B-CHANです。

 

日本時間の6月9日未明にAppleは新サービスをたくさん発表しました。

ボクはいつもならリアルタイムに見ていたんですが、今回は眠っていたので、そのニュースもしばらく放置していました。

 

その後、いろいろ記事を読んだんですが、まあ正統進化ですよね。

 

で、その中でボクが気になったのは、地味な日本語入力システムの部分。

 

この記事です。

 

appleinsider.com

 

英語なので、関係のある部分を訳してみましょう。

最後から2段落目ですね。

 

 

As for Japanese language support, El Capitan dynamically transforms Hiragana text entry into the appropriate Kanji or Katakana. Current implementations require users press the spacebar after every word or phrase to bring up conversion options.

 

日本語入力については、エル・キャピタンは、入力されたひらがなを動的に適切な漢字やカタカナに変換します。

現行のシステムだと、適切な言葉に変換するために、ユーザーがスペースバーを押す必要があります。

 

なるほど。

よく考えたら、ひらがなを入力して、スペースキーを押して漢字に変換する作業というのは、コンピュータの性能が低かった頃の産物なんですよね。

コンピュータの性能が低いので、あらかじめ人間の側で適切に単語もしくは文節で区切ってあげてから変換キーであるスペースキーを押していたわけです。

そうすることでコンピュータ側は文節の区切りを判断する作業をすっ飛ばせ、負荷が減るわけです。

 

しかし、今はもうすっかりコンピュータも高性能に。

人間がわざわざ文節を区切ってやる必要は無くなりました。

 

例えば、

 

あた

 

と入力した時点で、

 

頭、熱海

 

などの変換候補がリアルタイムに登場し、

 

さらに続けて、

 

あたま

 

と入力すると、

 

頭数、頭打ち、頭でっかち

 

などの候補に変わっていくわけです。

それを瞬時にやってのけるのです。

 

いわゆる推測変換と呼ばれる機能ですね。

 

すでに携帯電話の世界では普通に使われていますし、パソコンの世界でも通常変換と併用して使われることも少なくありません。

しかしこれからは、この推測変換がメインの方法になりそうです。

変換キーを押さなくて良いというたった1ステップの地味なことに見えますが、入力のたびに関係することを考えれば、全体の入力負担・時間は大幅に減ると予想されます。

 

ボクはこの新方式がちょっと楽しみです。