ウェブブラウザはプラグインをやめるのか
みなさん、こんにちは!
世の中の有名なパソコン用のウェブブラウザのひとつ、Firefoxがプラグインを廃止する方向かもしれません。
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プラグインといえば真っ先に思いつくのがAdobe社のFlash Player。
というか他にあまり思いつきませんが。
すでにパソコンにインストールされている人も多いはず。
Flash Playerをインストールすると、YouTubeなどの動画をウェブブラウザで見ることができたり、ホームページ上でいろんな動きのある表現ができるようになります。
Yahoo!やGoogleなどで、
「Flash ゲーム」
というキーワードで検索してみてください。
たくさん出てきますよね。
しかしFlash PlayerはウェブブラウザというアプリにFlash Playerという別のアプリが載る形になっているので、動作が重くなったり、セキュリティの問題もこれまでたびたび発生しています。
スマートフォンなんかだと、バッテリーを長持ちさせるためにはFlash Playerは負担になります。
そんなわけでApple社の故スティーブ・ジョブズ氏はFlash Playerを非常に嫌い、iPhoneにはFlash Playerを搭載させませんでした。
Adobe社とも争いましたが、結局Adobe社の負け。
Adobe社がモバイル向けのFlash Playerを打ち切る方向に決めました。
というのもウェブサイトを作るための言語であるHTMLが進化し、今ではFlash Player無しでもいろんなことができるようになってきたからです。
例えばボクのこのブログのページ。
パソコンで見た時に、タイトルやリンクの部分にマウスを持って行くと、文字が少し動くのがわかりますか?
こういう動きのある動作は昔はFlash Playerが必要なことが多かったんですが、今ではFlash Player無しでも実現できますし、実際、このページもそうしています。
(飽きたら、この動きをやめるかもしれませんが。)
Flash Playerが必要だとして有名なサイトがYouTubeです。
しかし実はYouTubeも今ではほとんどFlash Player無しで見ることができますし、実際、ボクも2011年にはそのように設定しています。
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世界中の9割以上のパソコンにインストールされたとも言われるFlash Playerですが、今後はこういった、プラグイン、と呼ばれるモノ無しでウェブサイトを見る時代になって行きそうです。
そしてそれは、ますますパソコンからスマートフォンなどのモバイルへの移行が進むという意味です。
ボクも以前から書いていますが、同じことを実現するのなら、余計なモノは無い方が良いわけです。
10個の機能を10個の部品で実現するより5個の部品で実現するほうがいいんです。
部品が少ないほうが製造が簡単になり、コストも下がり、故障率も下がり、小型軽量化できるからです。
以前、その話も書いたので読んでみてくださいね〜。
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出来るだけハードの実装を減らす(普通のケータイとiPhoneの思想の違い)