日本の特殊事情
こんにちは。
先日、Instagramのビジネスについて打ち合わせをしていて、気付いたことがありました。
それは、事業者が宣伝したいなら、
両方使え、と言うことです。
言うまでも無いことですが、世界最大のSNSはFacebook、それをInstagramが追います。
実は、FacebookもInstagramも同じグループ会社なんですよね。
しかし、日本の事情はまったく違います。
LINEユーザーが圧倒的に多く、次にTwitter、Facebook、Instagramです。
ここ数年のInstagramブームにより、Instagramユーザーは増えていますが、おそらく当分、LINE、Twitter、Instagramの3強は揺るがないでしょう。
LINEは個人間のやり取りやプライベートなやり取りに向いているので、SNSとしてはやや役割が違います。
Facebookは、個人同士の承認が必要で、顧客獲得力、拡散力に欠けます。Facebookページと言うツールもありますが、マイナーです。
やはり、商売人は、
この2つが定番。日本では。
拡散
ボクは、Twitterは2009年から、Instagramは2010年から使っているベテランです。
総ツイート数は47000以上、月平均で400回以上ツイートしている計算です。
Instagramへのアップロード数もすでに6600枚を超えています。月平均で60枚以上、アップロードしている計算です。
TwitterもInstagramもビジネスに使いやすいんですね。
特に、B to C。
TwitterもInstagramも、その特徴は、
自由にフォローできる
点に尽きます。
Twitterは、特段、画像や動画が無くても、つぶやきたいことがあれば、即座にツイートできます。
何かのニュースを読んで、それを拡散させるのにInstagramは向いていません。Twitterならカンタン。
ボクは長年、両方を使ってきて、機能の拡大も見てきました。
いま、Instagramはブームなので、多くの人が飛びついていますが、大枠として見れば、Instagramでできることは、ほぼすべて、Twitterでできるんですよね。
機能的にはTwitterはInstagramの上を言っています。
逆にInstagramには無い機能がTwitterにはたくさんあります。
それでも、Instagramの人気が上がっているのは、その見せ方でしょうね。
あとは、ブームに乗りやすい人間の気質。
テレビで、
バナナがダイエットに良い!
と放送されれば、多くの人がバナナを買いに走る。
まさにマインドコントロール。
そんな感じですね。
まあ、そんな人が多いから、そんな人たちを対象にしたビジネスがたくさん成り立つんですが。
宝くじもそうですね。
まあマインドコントロールされて踊らされるかどうかは個人の自由ですので。
ビジネスをやる人もInstagramに飛びつきます。
それは正解ですよね。
ただ、消費者はブームに踊らされても特に問題はありません。
でも、事業者は冷静に物事を分析する必要があります。
存続に関わりますから。
ボクはこのブログでずっと言っていますが、インターネットは低コストで時空を超えられる便利なツールです。
一瞬でほぼ無料で地球の裏側の友人に連絡できるわけです。
ビジネスに使わない手はありません。
なのにブームだと言う理由で一般消費者と同じようにInstagramだけに飛びつく。
これは事業者としては大きな機会損失です。
この両方を併用する。
特に、現時点では、Twitterには、
Retweet(リツイート)
と言う強力な武器があります。
例えば、あなたのTwitterアカウントにフォロワーが10人しかいないとします。
そのままだと、あなたのツイートは10人にしか読まれません。
しかし、もし、その10人のうちの1人が100人のフォロワーを持っていたとしたら。
その人があなたのツイートをリツイートすると、あなたのツイートは、あなたのフォロワー10人に加え、その人のフォロワー100人、合計110人に読まれることになります。
さらに、その100人の誰かがリツイートすれば、さらに拡散されます。
直接のフォロワー、孫フォロワー、ひ孫フォロワーに拡散されていく、それがTwitterの最大の特徴です。
これを、最近は、バズる、と呼んだりしますが、要は、バズを起こしやすいのがTwitter。
なので、事業者は必ず、
の両方をやるべきだと思います。
わざわざ片方だけやる意味がよくわかりません。ただの損です。
ブームに乗って一般の消費者と同じ行動をとるか。
それとも、それを利用するか。
それが事業者の明暗を分ける考え方だと思います。
いつも言っていますよね。
少数派になるか、その他大勢に入るか。