オークション
昨日書いて、いつも通り投稿予約してた記事が、なぜか消滅していて、泣きながら同じことを再度書きます。
ここから。
ボクは断捨離派なので、あまりモノを買いませんし、自宅にもモノが少ないです。
そんなボクは今までに200回以上、オークションを利用してきましたが、買ったのは3回程度で、ほとんどすべてが売却です。
そんなオークション利用での、いくつかの経験。
自分で配達
ほとんどのモノは宅配便で送るんですが、一度だけ自分で配達したことがあります。
モノは下駄箱(シューズボックス)。
組み立ててある下駄箱は体積が大きいので、宅配便の送料はそれなりに高くなります。
で、落札者さんから相談を受け、宅配便の料金よりも安い手数料をもらって、ボク自身がクルマで運ぶことにしました。
この方式のメリットは、もちろん、手数料を若干得られることです。
あと、落札者さんと直接顔合わせをして、その場で商品をチェックしてもらえるので、後にトラブルにならないことですね。
オークションでは、宅配便で商品を発送してから、クレームがあったりすると、返品やら返金やら、面倒ですから。
その場でチェック、その場で決済、その場で完結。
そういう意味では良い方式です。
会うのがイヤで無ければ。
発送後に不具合
楽器のキーボード(シンセサイザー)を売却したときの話。
落札者さんに商品が到着後、ボクに落札者さんから電話が掛かってきました。
機能の一部が作動しないとのこと。
ボクは丁重に謝り、送料なども全部ボクの負担で、返品返金処理させてもらうと申し出ました。
ただ、その落札者さんはそのシンセを気に入ったらしく、結局、そのまま使ってもらえることに。
水濡れクレーム
ボクはたくさんの本を読みますが、本を読み終えたら、基本的にはヤフオクで売却します。
本に限らずすべてのモノを1円から出品するんですが、本の場合、マイナーなモノなら、そのまま1円で落札されることもあります。
落札価格が1円、送料が160円だと、合計161円が入金されます。
ある本が落札され、161円が入金され、封筒で送ったところ、連絡欄にクレームが。
雨で少し濡れていたらしいんです。
出品者としてのボクへの評価が「悪い」になってしまいました。
ボクにとっては初めての「悪い」でした。
落札者さんに謝罪し、今回のことを教訓に、今後は1冊ずつビニールで包むなど、丁寧に出品、発送しますと伝えました。
ご希望であれば、すべてこちら負担で返品返金に応じますとも言いました
それを見た落札者さんはボクを褒めてくれて、評価を「とても良い」に変更してくれました。
丁寧・誠実
オークションって、トラブルが多いと聞きます。
人間どうしの争いって、たいていは、相手より自分の利益や主張を優先することから起こります。
オークションでの出品は商売と同じです。
自分の利益を第一に考えていたら、うまく行きません。
相手の役に立つことを第一に考えてこそ、結局は自分にも良い結果が返ってくるんです。
上記の1円落札本なんて、金銭コスト面だけで見ればボクは損をしていますが、それでも、目先の利益にこだわらずに、誠意を持って丁寧に対応したからこそ、難を逃れました。
そういう積み重ねがあって、たくさんの良い評価を得ることができたんです。
おカネ儲けは悪か、みたいな議論がありますが、そもそもおカネ儲けは目的ではなく、何かを達成するための手段です。
そう考えたら、何をすべきか、おのずと答えは見えてきますよね。