非天マザー by B-CHAN

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日本人だから日本のサービスを使おう、が間違いである理由

GAFA

 

 

世界中の人たちがGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)を規制しようと躍起になっています。

 

ボクは買い物をするときは、Amazonを使うコトが多いです。

新しいモノが好きなので、インターネットも早い頃から活用していました。

Amazonの注文履歴を見ると、ボクが最初にAmazonで買ったのは2003年なので、すでに17年も使っています。

 

それがまさか、世界を席巻する超巨大企業になるとは。

そんな感想です。

 

しかし、ボクがAmazonを使っていて思うのは、単純に便利だな、と言う感想です。

本を買うのに、リアル店舗であれば、探すのも一苦労ですし、在庫量にも限界があります。

そもそも、時間と交通費を掛けて出掛けていって、重い本を持って帰るだけでもデメリットです。

ボクは5年以上前から、ほぼすべて電子書籍です。

本を探すのは検索するだけ。

見つかれば、その場でクリックして購入。

即、ダウンロード。

いきなり読めます。

こうなると、リアルの書店に行く理由が無いんですよね。

もちろん、紙の本と言う物質が好きな人は紙の本を買えばいいと思いますが、ボクは別に紙と言う物質が欲しいのでは無く、コンテンツ・情報が欲しいだけなので、電子書籍の方が圧倒的に良いわけです。

 

www.b-chan.jp

 

 

日本のサービス

 

 

一方、日本人だから日本の店で買おう、と言う人もいます。

個々の人がどんな考え方を持つかは自由なので、それぞれがそれぞれの思いで行動すれば良いと思います。

おそらく、日本の店で買おうと言っている人は、日本の店を助けたい思いが強いのでしょう。

でも、日本人だからと言う理由だけで日本の店を使うのは、実は、日本にとってマイナスであるコトに気付くべきです。

 

明らかにクオリティが劣っている日本の店を、日本人だからと言う理由だけで使うと、

 

  • 日本の不便なサービスを使う。
  • ユーザーのコストが上がる。
  • 全体の質が下がる。
  • 国際競争に負ける。
  • ますます貧しくなる。

 

と言うコトが起こります。

他にもっと良いモノがあるのに、わざわざ劣るモノを使うので、消費者にとってはマイナスですよね。

店を助けるために消費者が犠牲になっています。良いコトではありません。

ホントに良いのは、消費者に良いサービスを提供する店が生き残るコトですからね。

悪い店を使っていれば、ユーザーは損です。

安くて質の良い店と、高くて質の悪い店。言うまでもありません。

 

そして、質の悪い店を、日本人だからと言う理由だけで延命させると、いつまでも質の悪い店がはびこるのです。

その間にも、海外ではどんどん質の良いサービスが開発されます。

結果として、日本は国際競争に負けます。

負けるとどうなるか。

まさに今の日本ですよね。

経済成長しない、つまり、貧しい人が多くなるわけです。

すごく当たり前の話ですが、厳しい環境においては、優れたサービスしか生き残れません。

逆に、甘やかされると、質の悪いモノになってしまうのです。

 

ホントに日本を思うのであれば、日本の質の悪いサービスを保護せずに、質の高いモノを目指す国にするべきです。

それがかつての、世界一の競争力を生み出すわけです。

 

ボクももちろん、日本の方が優れているサービスは日本のモノを使いますよ。

あくまでも中身が大切なのです。