事故
今朝、自動車が道路のセンターラインをはみ出してバイクと衝突し、バイクの運転手が死亡したニュースを読みました。
昔から言っていますが、日本では交通事故の死亡者数が数千人規模。
毎日10人以上が亡くなっている計算で、新型コロナウイルスよりもはるかに多いんです。
しかも毎年毎年。
さらに言えば、これは警察発表による数値であり、事故から24時間以内に亡くなった人だけの数です。
実際には交通事故の犠牲者はもっともっと多いですし、生きていても、一生寝たきりとか、車イス生活になった人も入れれば、膨大な数です。
新型コロナウイルスよりも、交通事故の方がとっくに緊急事態です。
なのに、世の中には、あれだけ新型コロナウイルスにおびえる人がいるのに、それより亡くなる可能性が高い交通事故には無関心な人が多いのが不思議です。
外出して新型コロナウイルスに感染して死亡する確率よりも、外出して交通事故で亡くなる確率の方が高いです。
つまり、死亡を恐れるのであれば、新型コロナウイルスが消滅した後も、外出を控える方が良いわけです。
自衛策
と言っても、外出しないわけにはいきません。
上記のバイクの運転手にしてみれば、センターラインを超えた相手の方が悪いのであり、それは当然なんですが、交通事故は善悪は関係ありません。
罪の無い人が亡くなるのが交通事故です。
つまり、相手のせいにしても、自分の命は守れないのです。
過去のこのブログでも何度も書いて来たように、ボクは極端に心配性なので、そんな考え方が身に付いています。
ボクもバイクの免許を持っていますが、考え方としては、自分がどんなに交通ルールを守っても死ぬ覚悟で出掛けると言うコトです。
例えば、カーブに差し掛かるときは、対向車線のクルマがはみ出す可能性があるコトをあらかじめ想定します。
相手のクルマが交通ルールを守る確率は100%では無いですからね。
特に、右へのカーブは要注意。
日本では自動車やバイクは左側通行なので、右カーブのリスクが大きいのです。
繰り返しますが、事故が発生したコト自体は、事故を起こした側が悪いんです。
しかし、自分の命を守るコトと善悪は無関係です。
相手が善人とは限らない以上、自分で自衛するしかありません。
右カーブに差し掛かるときは、対向車がセンターラインをはみ出して自分が死ぬかもしれない、とあらかじめ予想して、通り過ぎるのを待つなどの行動をとるのが無難です。
実際、ボクはそうしています。
相手に自分の命を委ねるのは自爆行為ですから。