交通事故
ボクは人並み外れて注意深い人間です。
これまでの記事を読んでいる人は知ってるかもしれません。
で、そんなボクがいつも気にしているのが道路のカーブ。
みなさんは右カーブと左カーブのリスクの違いを気にしてますか?
ボクは圧倒的に気にしてます。
自動車を運転するときは、とにかく右カーブ(右へ曲がるカーブ)が恐ろしいのです。
理由は実はとても簡単。
図で説明します。
まずは左カーブ(左へ曲がるカーブ)です。
上図の通り日本では自動車は左側通行です。
対向車は自分の右側をすれ違うわけですが、もしその対向車がハンドルを切り損ねても、カーブの外側、つまりこちらから見て反対側へはみ出します。
事故は良く無いですが、可能性としてはその対向車の単独事故になります。
では、次は右カーブ。
上図の通り、右カーブの場合は対向車がハンドルを切り損ねると、自分と正面衝突します。
つまり、右カーブにおいては、自分の命は自分で守れません。
相手がたまたま寝不足の運転手の大型トラックなら、間違いなくこちらが命を落とすでしょう。
だから、ボクは自動車を運転するときには、右カーブで遠方からトラックやバスが近づいている場合は意図的に速度を上げるか意図的に速度を下げて、ちょうどカーブですれ違わないようにタイミングをズラすようにしています。
はたして世の中にこれを考えているドライバーはどれだけいるでしょうか。
人為の事故を防ごう
いつも書いているように、交通事故というのはこの世の事故の中でも非常に数が多いんです。
とにかく確率で言えば、非常に高い確率で交通事故に遭います。
去年1年間で交通事故での負傷者数は66万人以上。日本人の0.5%が1年間で交通事故で負傷するわけです。
てことは10年で5%。80年生きるなら、40%ですよ。人生で交通事故で身体を損傷する確率は40%。
高く無いですか。
交通事故ってクルマに激突されるわけですから、一生、車イスになる確率が高いです。そうじゃなくても、腕の機能を失うとか、足の機能を失うとか、脊髄を損傷して寝たきりとか。
とにかくダメージが大きいんです。
ニュースで流れるのはあくまでも死亡事故ばかり。
実際にはその裏で膨大な数の人たちが一生の障害を負っています。
ためしに金属バットで自分の足を思っ切り殴ってみてください。
想像しただけで痛いでしょ?
それとは比べものにならない激しい痛みと体の機能障害をもたらすのが交通事故です。
地震とか台風とか、自然災害で命を落とす人もたくさんいます。
しかし人間は動物である以上、自然の生き物。自然災害は避けられません。
でも、交通事故はすべて人為です。
自然とは無関係に防げるんです。
防げたはずの事故で命を永遠に失う。
悲しすぎると思いませんか。
だからボクは一見ムダに思えるこういう記事も書いて啓発してるんですよ。
意識によって救える命があるということです。