悪口と批判の例
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
あなたは悪口を言ったことはありますか?
あなたは批判をしたことはありますか?
悪口と批判の違いってわかりますか?
例えば、
「お前、足が短いな!」
と言えば、これは悪口です。
「お前、テストの点数が悪いな!」
と言えば、これは批判です。
わかりますかね?
悪口とは
悪口というのは、相手の評価を下げるのが目的で言う言葉です。
そして、悪口には救いがありません。
足が短いと言われたら、本人はどうすれば良いでしょうか。
どうしようもありませんよね。
身体的特徴は本人のせいではありません。だから改善もできないのです。
そして言われた人は傷つくこともあります。
悪口というのは救いが無く、人を傷つけ、誰も得しません。
だから、悪口は言ってはいけないのです。
批判とは
批判というのは、良い意味も悪い意味も含みます。
テストの点数が悪いと言われたら、言われた方は改善の余地があります。
もっともっとがんばって勉強し、能力を上げて、テストの点数を上げることが可能です。
つまり、本人の能力が上がるというメリットがあり、また、その能力を世の中の役に立てられるというメリットもあります。
批判というのは、救いがあるどころか、大いに役に立つことがあるのです。
これが悪口と批判の違いです。
だから、言われた人は、それが悪口なのか批判なのかを見極める必要があります。
もし単なる悪口なら、相手にする必要はありません。
でも、批判なのに悪口だと思い込んでしまうとどうでしょう。
せっかく自分を成長させるチャンスを与えてくれているのに、単なる悪口だと思い込んで無視すれば、そのチャンスを逃すことになります。
結果、自分も成長しませんし、相手との仲も悪化します。
これは言う側の人間も気を付けるべきです。
単なる悪口にはメリットは無く、人を傷つけるだけなので厳禁です。
しかし、心優しい人、思いやりのある人は、時には相手を批判します。
なぜなら、すべての人間は完璧では無いからです。
ボクは以前からここで繰り返し書いています。
完璧に正しい人はいないし、完璧に悪い人もいません。
必ずどこかに良い所があり、必ずどこかに悪いところもあります。
だから、相手を誉めるだけの人は、相手の悪いところを見て見ぬふりをしているだけです。
それって表面的な付き合いでしかありません。
本質的に付き合うのなら、人間の長所も短所も見てあげるべきです。
良い所は誉め、悪いところは批判する。
批判することによって、相手は自分を改善し成長します。つまり相手のプラスになるのです。
批判された人も、批判してくれたことに感謝し、自分を改善し成長する努力をすべきです。
これがホントの人間としての深い付き合いでは無いでしょうか。
これを読んでいるあなたにも長所と短所があります。正しい部分も間違っている部分もあります。
ボクにも長所と短所があります。正しい部分も間違っている部分もあります。
だからボクはいつでも批判を受け付け、他の人から多くを学びます。
本をたくさん読むのも、その一環です。
悪口は受け付けません。デメリットしか無いからです。
今年ももう終わります。
来年を新たな年にする気持ちがあるなら、ぜひ、こういったことを考え、自分や相手や世の中を良くする方向に持って行きませんか?
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