アカウント凍結
この記事が話題になっています。
要は、身に覚えが無いのに、Facebookアカウントが凍結されてしまった話です。
長年、使用してきたし、仕事でも使っているので、非常に困っている、と。
これを読んで、ボクはいろんなコトが頭を駆け巡りました。
ボクも、いくつかのSNSを使っています。
数年前に、Twitterのアカウントが凍結されたコトがあります。
(原因は、フォローしすぎ。)
SNSはあくまでも民間のサービスであり、一部の例外を除いては、ひとつのサービスはひとつの企業によって運営されています。
- LINE
- YouTube
それぞれ単独の企業が運営しています(InstagramはFacebookの傘下です)。
なので、その企業が倒産や撤退してしまうと、そのサービスは使えなくなるコトが多いのです。
また、上記の記事のように、何らかの原因で使用を停止されても、対処が難しいコトもあります。
そう言う意味では、サービスを使うときは、その運営企業が無くなるコトを視野に入れて対策しておく必要があります。
例えば、このブログのシステムは、はてなブログであり、運営会社は、はてな社ですが、ブログのURLは独自ドメインです。
独自ドメインにしておけば、将来、はてな社がブログサービスから撤退しても、他のサーバーで運営できるからです。
仕事で使うなら、無料系のサービスは、いつ無くなっても問題無いような対策は打っておくべきかもしれません。
そもそも、FacebookもTwitterもLINEも、10年前にはほとんどユーザーはいませんでした。
インターネットの世界は動きが速いので、10年後にはどうなっているか予測しにくいです。
FacebookもTwitterもLINEも10年後には廃れている可能性がありますし、廃れていても問題無いような対策をしておく方が無難です。
IDにメールアドレスを使うサービス
あと、ボクがSNSで思うのが、アカウントのIDにメールアドレスを使うサービスが非常に多いと言うコトです。
SNSだけじゃないですけどね。
ログインするのに、IDとパスワードが必要で、そのIDがメールアドレス。
メールアドレスって、友人知人に教えるコトって多いですよね。
すると、多くの人は、ログインIDを知っているわけです。
必要なのはパスワードだけ。
よく考えたら、ログインIDにメールアドレスを使う時点で、そのサービスのセキュリティは半減ですよね。
IDとパスワードのうち、IDは知られてしまっているんですから。
IDにメールアドレスを使う必要ってあるんですかね。
IDもパスワードも、ランダムで複雑な文字列にすれば、他人によってメールアドレスでのログインを試みられる可能性は消えますよね。
- Facebookはメールアドレスか電話番号。
- Twitterはアカウント名。
- LINEは電話番号。
- Instagramはアカウント名。
- YouTubeはメールアドレス。
この中でメールアドレスが必須なのはYouTubeですね。
他の4つは、メールアドレスは必須では無いんですが、LINEは電話番号が必須。それはそれでメールアドレス以上にリスクがありそうです。
サービスに使うメールアドレスは、友人知人に教えるメールアドレスとは別のモノを用意する手もありますが、なかなか面倒ですよね。
サービスの中でメールアドレスも登録するのなら、まだ理解できますが、ログインIDにメールアドレスを利用するってのは、どうも理解できません。
まあでも、これだけ普及してしまったインターネットで、いくつもの巨大なサービスがあって、その多くでメアドログインが定着してしまっているので、いまさら変更も難しいんでしょうね。
これを書きながら思ったんですが、LINEって電話番号に紐付くんですよね。
携帯電話のキャリア変更や機種変更などで、電話番号が変わって、以前の電話番号が他の人の手に渡った場合、LINEってどうなるんでしょう?
もしかして、その誰かが、元の人のLINEアカウントを使えてしまったりするんでしょうか。
さすがに、それは無いですかね。