確率
ちょっと狙ったタイトルを付けてみました。
必ず勝つ方法なんてあれば、全員が大金持ちになれます。
しかし実際には世の中の大金持ちは、一部の人だけ。
つまり、必ず勝つ方法はありません。
とは言え、株式投資で大金持ちになった人がいる以上、方法はゼロではありません。
重要なのは、
確率
です。
例えば、サイコロ。
サイコロで3以上の目が出たら1万円もらえ、2以下なら1万円没収。
そのゲームなら、6回中4回は勝ち、2回は負けます。
つまり勝率は決して100%ではありません。
しかし、続ければ、100%確実におカネは増えます。
必勝を狙うのでは無く、確率的な勝利を狙うのが大切です。
株価とは
株価は何で決まるか知っていますか?
たったひとつだけ答えるなら、それは、
人の期待
です。
現在100円の株があるとします。
その株は将来、200円に値上がりすると思う人はその株を買います。
そう思う人が多いほど、実際に株価は上がっていきます。
実際、株価が200円より安ければ、その株を買えばトクするわけですから、株は売れるのです。
そして、株価が上昇して200円に到達したら、株価の上昇は止まります。
200円になると思う株を210円で買う意味はありませんから、そこで需要は無くなるのです。
この、株価とは人の期待に基づく理論は強力なので覚えておいてください。
では、人は何に期待するのでしょうか。
それは主に次の2つに分けられます。
- 今の株価が割安かどうか。
- その企業の業績が上がるかどうか。
まず前者。
人間は経験的に、相場観を身に付けます。
例えば野菜の価格は日々変動します。
キャベツの1玉が50円で売られていれば安いと思いますし、500円で売られていれば高いと思います。
安ければ売れやすくなり価格は上昇傾向に、高ければ売れなくなり価格は下落傾向になります。
そして、需要と供給が交わる価格で止まります。
株価も同じ。
高いとか安いとか思うには相場が必要です。
株価の相場観を決める指標にはいくつか存在しますが、代表的なのは、
- PER
- PBR
の2つ。
実は今回はこの2つの意味までは説明しません。
しかし、この2つの指標には相場観があります。
PERが20倍以内であれば、その株価は割安だと言われています。
また、PBRが2倍以内であれば、その株価は割安だと言われています。
ボクは数多くの銘柄の株を保有していますが、ほとんどが勝っているのは前回の記事で書いたとおり。
ボクの銘柄選びの基準は、まさに、PERとPBRです。
もちろん、PERが20倍、PBRが2倍と言うのは、絶対的な指針ではありません。
でも、冒頭で書いたことを思いだしてください。
勝率が100%である必要は無いのです。
勝率が5割を超えていれば、長期的には必ず利益は増えていくんですから。
そこがポイント。
では後者はどうでしょうか。
それはまさに前回書いたとおり。
業績が上がれば株価は上がります。
つまり、業績が上がると予想される企業の株は安いうちに買っておけば、利益を得られることになります。
さっきのPERやPBRと比べて、こちらは目利きが難しいです。
もちろん、ボクもいくつかの銘柄はこの予想で買っています。
例えば、将来性がありそうな業種ですね。
主に健康関係。
昨日も書いた、ライザップなんてのは、まさに健康銘柄で、株価もばく進中です。
もし、何の指標も基準も無く、単にデタラメに銘柄を選んでいたら勝率は50%です。
手数料が掛かる分だけ、損です。
しかし、上記のような基準を持って銘柄選びをすれば、確率として50%を超えやすくなります。
繰り返しますが勝率100%は不要ですし不可能です。
勝率はあくまでも50%超。
それで確実に資産は増えます。
客観的な数値であるPER、PBR。
主観的な業績予想。
あなたはどう言った手法を採りますか?
ちなみに、昨日のライザップ以外に、ボクは1年半ほど前に、アルコニックスと言う銘柄も買いました。
で、チャートはこちら。
ね、いい感じでしょ。
これも、ライザップ同様、株式分割をしたんですよね〜。