非天マザー by B-CHAN

iPhoneの使い方、IT、ビジネス、金融、経済、不動産、保険、音楽、映画、ニュース、自己啓発その他。

中学生でもわかるように株の有利な買い方を書いてみる

物価の決まり方 

 

これから毎年、1万円もらえるチケットと、千円もらえるチケットがあるとします。

どちらが高く売れるでしょうか。

もちろん前者ですよね。

なぜなら前者の方が欲しがる人が多いからです。

赤いリンゴは将来、すごく値上がりしますが、青いリンゴはあまり値上がりしません。

どちらが高く売れるでしょうか。

もちろん前者ですよね。

なぜなら前者の方が欲しがる人が多いからです。

 

これ、何の話かわかりますか?

 

物価の決まり方です。

 

www.b-chan.jp

 

世の中のすべての物価は、人が欲しがるかどうかで決まります。

 

割安の株

 

これを考えれば、株を買うときに、ちょっと有利になります。

 

会社の業績が良ければ、会社にたくさんのおカネが入ってきて、そのおカネは株主に分配されます。

ということは、そんな会社の株は人気が上がりますよね。

欲しがる人が増えるからです。

つまり、株価は上がるんです。

逆に考えれば、業績が良いのにそんなに株価が高く無い株は、この先、価格が上がる可能性が高いですよね。

 

これが基本。

 

業績が良い割に価格が安い株。

 

具体的な数値でいうと、

 

  • 業績が100円で価格が100円の株
  • 業績が100円で価格が200円の株

 

前者を買ったほうがオトクですよね。

このオトク度合いを計算式で表すと、

 

価格100円 ÷ 業績100円 = 1

価格200円 ÷ 業績100円 = 2

 

この数値が小さいほどオトクということになります。

この数値を専門用語で

 

PER(Price Earnings Ratio)

 

日本語では、株価収益率、と言います。

収益に対して株価はどれくらいか、という意味です。

安ければ安いほどオトクです。

 

例えば、コニカミノルタという会社。

 

stocks.finance.yahoo.co.jp

 

PERの項目を見てみると、昨日の段階で10.80倍。

 

いっぽう、シスメックスという会社。

 

stocks.finance.yahoo.co.jp

 

PERは昨日で46.01倍。

 

てことは、コニカミノルタのほうが、ずーっと割安であることがわかります。

儲けに対して株価が安いってことです。

 

単純な話、PERが低い株を選べば、この先、値上がりする可能性が高い、ということですね。

 

株だけじゃなく、物価すべてに当てはまります。

まったく同じ製品を、1000円で仕入れて売るのと1万円で仕入れて売るのは、前者のほうがより儲かりますよね。

 

モノの価格はすべて需要と供給で決まり、それによって価格が変動することを知っていれば、より安く手に入れ、儲けを増やすことが可能です。

 

ただし、企業は生き物です。

PERがいくら低くても、明日倒産すれば、株価はゼロです。

単純にPERが低い銘柄を無作為に買っていくのはやめましょう。

資金繰りや過去の実績など、いろんな要素を勘案しながら、より安い銘柄を有利に選ぶための指標、それがPERだと思ってください。

まったく何も考えず、でたらめに銘柄を選ぶのは単なるギャンブルです。

それよりはPERを参考にしたほうが、はるかに有利に株投資ができます。

 

世の中はランダムに見えて、必ず何かに基づいて動いています。

それを知って欲しくて、今回の記事を書いてみました。

 

ぜひ、勉強して、どんどん投資してみてください。

 

www.b-chan.jp

 

www.b-chan.jp