2018年のiPhone
毎年恒例の、iPhoneの新型が発表されました。
過去の例で言えば、基本的に2年に1回のフルモデルチェンジで、間の年は、マイナーチェンジです。
マイナーチェンジでも新機能が搭載されることがありましたが、ボディデザインは前年モデルとほぼ同じ。
そして、今年、2018年は、まさにマイナーチェンジの年でした。
新機種の概要をいまさらボクが書いても仕方が無いので、詳しく書かれている記事を読みましょう。
読みましたか?
選択を迷う点はただひとつ
読んで気付いたこと、ありますよね。
そうです。
新機能が無い!
のです。
高性能化しても高機能化はしなかったのです。
バッテリーの持続時間が伸びた。
画面が大きくなった。
処理速度が速くなった。
耐水性が上がった。
カメラのセンサー素子が大きくなった。
すべて数値スペックの向上です。
もはや事実上、成長はしても進化は止まったと言えるかもしれません。
ボクは2009年のiPhone 3GSから毎年、iPhoneの新機種に買い換えています。
iPhoneって期待のされ方が大きすぎるせいか、毎年のように、新機種発表と共にガッカリ感を感じる人も少なくありませんでした。
それでも、Appleを1兆ドル企業に押し上げるほどの利益を生み出すiPhone。
つまりそれだけ高価格で売れているわけです。
価格は需要と供給で決まるので、iPhoneが高くても売れる理由は、それだけの需要つまりニーズがあるからです。
安いから買うのではなく、高くても買う市場が世界中にあるわけです。
その点が他の多くのスマートフォンとの違いですね。
そんなiPhoneがついに、数値スペックのみの改良。
ある意味、歴史的です。
ちなみにボクは昔から言い続けているように、スマートフォンの大画面化に賛成です。
なぜならたくさんの本を読むからです。
これまでの画面サイズ5.5インチや5.8インチのiPhoneでも不満でした。
文庫本より小さいからです。
文庫本の表紙の対角線の長さを測ってみると、18.5cmです。
6.5インチのiPhoneなら、約16cm。
かなり文庫本に近づきます。しかもスマホの場合は、余白などを狭くできるので、実質的な1画面の情報量は文庫本と同じ程度。
実際には今回のiPhoneシリーズはどれも縦長の画面なので、インチ数は大きくても画面の面積はそんなに大きくありません。
それでも、5.8インチのiPhone Xを使っているボクにとっては、6.5インチ画面は魅力的です。
文庫本は片手で持ちながら読むのは難しいですが、スマホで読書するだけなら、片手で操作できます。
なので、ボクの今回の選択肢は、iPhone XS Maxのみ。
迷うのはストレージ容量なんですよねえ。
現在のiPhone Xが256GB。
実際に使っているのは半分強。
つまり、256GBモデルを選んでおけば足りるはず。
しかし、iPhone XS Maxは、
256GBモデルが税別141,800円。
512GBモデルが税別164,800円。
わりと僅差なんですよね。来年に売却することを考えれば512GBモデルを選んでも損は無いかと。
容量を気にして消極的にしか使って来なかった部分を思いっきり使えるようになりますしね。動画撮影とか。
どちらにするか、迷い中です。
それにしても、ボクが現在使っているiMac2017年モデルのストレージが512GB。
スマートフォンの大容量化の流れはすさまじいです。
とは言え、ボクのiMacはメモリーを40GB積んでいます。iPhoneはおそらくせいぜい数GB。
その点はさすがに圧倒的にパソコン優位ですね。