アプリ間の連携
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
9月になりました。
9月9日にAppleのイベントがあるので、そこで新型iPhoneが発表されるでしょう。
一方、iOS8はすでに6月に発表済みです。
発表済みですが、発表済みのiOS8の画面は既存のiPhone5sなど4インチ画面のモノです。
9月9日に発表されるであろう新型iPhoneは画面が大型化するとウワサされるので、大画面のiPhoneで動くiOS8がついに世に出て来るわけです(たぶん)。
iOS8はこれまでiPhoneがAndroidに対して遅れていると言われていた機能をいくつか載せて来ます。
主なところでは、
- アプリ間の連携
- ウィジェット
- キーボードのカスタマイズ
などですね。
この3つが実現するだけでも、これまでのiPhoneと比べて使い勝手が飛躍的に向上します。
今回は、この中で、アプリ間の連携と「戻る」ボタンとの関係について書いてみます。
「戻る」ボタン
AndroidにはOSの標準機能として常に画面の左下に「戻る」ボタンがあります。
サムスンのスマートフォン"Galaxy"のようにハードウェアの「戻る」ボタンを載せているモノもあります。
一方、iOSでは、iOS7まではOSに「戻る」ボタンという概念は無く、個々のアプリの中に「戻る」ボタンが付くことが多いです。
AppleはiPhoneのアプリ開発のガイドラインの中で、
重要なボタンは画面の左上に付ける
という指針を示しています。
なので大多数のアプリは、それに従って、「戻る」ボタンを画面の左上に設置しています。
言い換えれば、「戻る」ボタンの配置や機能は個々のアプリの開発者に任せられているわけです。
基本的には「戻る」ボタンを押すことで、アプリ内の前のページに戻ることができます。
大画面化
画面が大きくなると、画面の左上のボタンを押すのは難しくなります。
右手だけで操作している限り、4.7インチや5.5インチなどの画面の左上のボタンを右手の指で押すのはほとんど不可能になりますし、左手でもかなり難しいです。
最近のiPhoneのアプリは、「戻る」という動作をする時に「戻る」ボタンを押さなくても、画面の左端から右方向へスワイプすれば戻れるようになっています(逆に右端から左へスワイプすれば「進む」)。
iOS7にしたiPhoneのSafariでは左右スワイプで進む・戻るが可能 - 非天マザー by B-CHAN
これによって画面の左上まで指を伸ばさなくていいんですが、画面が今よりも大きくなれば、このスワイプでの戻る動作も難しくなります。
なぜなら、単に右方向へのスワイプでは無く、「画面の左端」からのスワイプが必要だからです。
特に横画面だと右手で使う人は左端まで指を伸ばすのはちょっとキツイですね。
これはEvernoteの画面です。
もう一つの「戻る」
さて、アプリ間の連携が実現すると、「戻る」の意味が増えます。
それは、
- 前のページに「戻る」
- 前のアプリに「戻る」
ということです。
上で書いたiOSのスワイプによる「戻る」というのは、あくまでも前のページに戻るための操作です。
次の画面を見てください。
Seek+というアプリからウィズダム英和・和英辞典2というアプリを起動したところです。
画面の最上部には、前のアプリであるSeeq+に戻るためのボタン。
画面の左上部分には、ウィズダム英和・和英辞典2内の前のページに戻るためのボタン。
2つの「戻る」ボタンがあるんですね。
画面の左端から右スワイプすると、前のページに戻れます。
つまり、前のページに戻るには右スワイプが使えるんですが、前のアプリに戻るには、画面の一番上まで指を伸ばす必要があるということです。
前のページに戻るのは右スワイプという方法でラクになったけど、新型iPhoneの大画面化で厳しくなる。
前のアプリに戻るのは今でもちょっとツライけど、新型iPhoneの大画面化でますます厳しくなる。
Appleは、この2つの面倒な「戻る」に対して、何らかの対応策を出してくるでしょうか。
とりあえずは9月9日を待ちたいですね。
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