小さなiPhone X
仕事の合間にiPhone Xを受け取りに行きました。
色はシルバー、容量は256GB。
いま使っているiPhone 7 Plusに続いてソフトバンクです。
昔は、ドコモの電波が良くてauが続いてソフトバンクの電波が悪い時代がありましたが、今では3社ともそれなりに行き渡ってしまい、大して差は無くなりました。
ボクは昔からキャリアをコロコロ乗り換えるタイプですが、日常生活では違いはあまり感じられなくなりました。
てなわけで、Yahoo!やTポイントと連携しているソフトバンクで何となく継続してみました。
iPhone 7 Plusを買ったのは約1年前。
つまり24回払いの半分ほどが終わっており、残債は69000円ほどです。
おそらく、このiPhone 7 Plusをいつものようにヤフオク!で売却すれば6万円くらいにはなるでしょうから、チャラですね。
毎年、そのやり方で、金銭的負担がほとんど無しで、新型のiPhoneに乗り換えているわけです。
iPhoneのリセールバリューはとにかく高い。それを活かしているわけですね。
で、新しいiPhone Xは14万円以上。過去のどのiPhoneよりも高いですね。
高いですが、多機能です。
これだけたくさんのモノを買いそろえれば、どれだけのおカネがかかるやら。
そう考えると、14万円ほどで、しかも手のひらに載るマシンは、むしろ安いのでは?
100万円のダイヤモンドなんて単機能ですからね。
ソフトバンクショップでは基本的に、旧契約を踏襲して機種変を申し出たのですが、スタッフはしれっとオプション契約を付加します。
ボクが見つけたのは、
- iPhone基本パック:500円/月
- あんしん保証パック with AppleCare Services:1160円/月
ボクはストラップを手首に通して、いつもiPhoneをぶらさげるので、過去8年間、落としたことは1度もありません。
よって保険もいらないのです。
この2つのプランも論外なので、外してもらいました。
その結果、以前と月額はほとんど同じ。
iPhone Xの本体は、iPhone 7 Plusより確かに小さいです。
iPhone 7 Plusの画面サイズは5.5インチ。
iPhone Xの画面サイズは5.8インチ。
広くなったのかと錯覚しがちですが、実はこちらも小さくなっています。
乗換の手間
iPhoneからiPhoneへの乗換は意外とラクです。
iTunesに旧iPhoneのバックアップを取り、新iPhoneに復元するだけ。
それだけで、環境がほぼそのまま引っ越しできます。
ただし、新しいiPhoneで設定をやり直す必要があるコトがいくつか。
それは、Face IDとクレジットカードの登録。
Face IDは以前のTouchID(指紋認証)の新版。
指紋から顔に変わりました。
どれくらい便利になるのか、あるいは不便になるのか、心配でしたが、実際にやってみると、あっけなくカンタン。
指紋よりずっとラクです。
速いです。
よほどの理由が無い限り指紋認証には戻りたくないですね。
クレジットカードの登録もSuicaを除いては1枚1枚やり直し。と言ってもiTunesからの復元だとセキュリティコードを入れるだけですが。
これは、クレジットカードのデータは通信でやり取りされず、iPhoneの内部に保管されるためですね。
機種変更時だけは面倒ですが、データが外部に漏れないと言う意味ではとても安全ですね。
なにせ端末内にとどまるので、Appleですら手を出せない。
通信に載らない安心感と通信でやり取りできない不便さ。
まあ一長一短です。
とりあえず、あちこちで書かれているように、iPhone X対応のアプリがはやく増えるように祈ります。
iPhone Xの独特の画面に対応するまでは上下がカットされた狭い表示になってしまうのです。
現時点でのKindleアプリは狭い。
当然ながらApple製のiBooksアプリは広い。
左が5.5インチのiPhone 7 Plus、右が5.8インチのiPhone X。広いはずのiPhone Xの方が狭い。
同じページを表示すると、iPhone XはiPhone 7 Plusよりも小さくなります。読書端末としては後退してしまいました。