わずか数年前
もう6年以上前ですが、ボクがiPhoneを手に入れて間も無い頃、当時のiPhoneのデメリットについて記事を書きました。
懐かしいですね〜。
いま読むと、デメリットが解消されていたり、そもそも実はデメリットじゃ無かったり。
おサイフケータイはボクはいまでも欲しいです。いまのiPhoneにはNFCが内蔵されているので、あとは環境が整うかどうかなんですが、日本ではいつになるんでしょう。
それまでは仕方なく、カードを収納しておきます。
赤外線通信機能はもはや死語に近くなりましたね。ボクはもともと不要だと思ってましたし。
携帯専用サイト。はい、これも死語です。
ストラップを付けられないのはいまのiPhoneでも同じ。
でもボクはずーっとストラップ必須です。
ワンセグ機能。これも死語になったんですかね。というかボクは自宅にもテレビが無いくらいですから、テレビ機能はどうでもいいです。
着信ランプという言葉も懐かしくなってきました。音声着信の重要性が低くなりましたしね。
単語登録に関しては当時のiPhoneではできませんでした。すごい時代でした。最初はコピペもできなかったですしね。
着うた。何それ。そういう人も多いでしょう。
FLASHやJAVA。FLASHに関しては予想通り滅びつつあります。JAVAってJavaScriptのつもりで書いたんですかね。いまのiPhoneではバリバリ動きます。
メモリーカード。はい、これはいまでも不要です。理由も書きました。
バッテリー切れの問題。これはいまでも変わらない悩みですね。
自分でバッテリー交換できないのは気にならなくなりました。
無線LANの話はいまはあまり関係無いですね。たいてい無料で使えますから。
勝手アプリ。これも懐かしい言葉です。いまとなってはアプリが増えすぎて勝手アプリなんて不要かも。セキュリティ面から言っても。
タッチパネルが使いにくいかどうかは好みですね。フリック入力ができるからボクはタッチパネル派ですが。
iPhoneのデザイン
昔の携帯電話からiPhoneに買い替えた時、iPhoneのあまりの動作のなめらかさに驚きました。
操作の直感性にも驚きました。
スティーブ・ジョブズがあのとき、iPhoneを出さなかったら、もしかしたら、いまでも、携帯電話は昔のようにぎこちない動作が続いていたでしょうか。
画面を横に向けた時に、ちゃんとクルン!と回転したのは当時はiPhoneだけでした。
Androidは回転せずに瞬間的に画面を切り替え表示していたんです。
使っているハードウェアが最先端というわけではなく、既存のモノを組み合わせて、新しいユーザー体験をもたらす。それはかつてMacが登場した時と同じ。
Appleは製品デザインが語られる会社ですが、それは単に見た目が良いというだけではなく、ユーザーインターフェースも含めたデザイン性が優れているということです。
長年、Windowsパソコンを使ってきたボクが、Macの操作性を知ってしまった時、もうWindowsに戻れなくなったのも、操作性が理由です。
いまのAppleは製品ラインナップが増えて、シンプルさが失われました。
もはやスティーブ・ジョブズの趣向からは外れつつあります。
最近、この本を読みました。パレートの法則に関する本です。
まさにここに書かれてるんですよ。製品ラインナップを増やすことで利益率が下がり、会社が衰退する、と。
昔、Appleが倒産寸前だった時は多数の製品を抱えていました。
それをスティーブ・ジョブズが整理し、会社を救いました。
はたして同じことをAppleは繰り返すのか。
いまや、iPhoneだけでも同時に3種類。
台数のシェアを優先するのか、利益を優先するのか。
Appleの今後の戦略も、目が離せないのは間違いないです。