USBメモリ紛失事件
USBメモリを紛失する事件が非常に多いです。
この手のニュースを見て、
紛失した人が悪い!反省しろ!
なんて言っている人は思考回路が壊れています。
あのね、小さなモノは紛失すると考えるのが当たり前です。
鉄道の駅の紛失物で非常に多いのが傘。
あのデカい傘ですら紛失するんですよ。
ボクは片耳タイプのBluetoothイヤフォンを何度も紛失した記事を書きました。
世の中では、USBメモリなんて紛失しまくりですよ。
USBメモリを紛失する。
↓
その人を責める。
↓
別の人が紛失する。
↓
その人を責める。
↓
以下繰り返し。
ね、何の意味も無いでしょ?
ヒューマンエラーを責めるな
大事なのは対症療法では無く根本治療だと何度も書いて来ましたよね。
USBメモリを使い続ける限り、これからも紛失事件は続きます。
大事なのはUSBメモリなんて使わないことなんですよ。
実はそのことをボクは7年前の記事で書いているんですよ、ほら。
当時はまだクラウドはなじみがありませんでしたが、今やクラウドが当たり前。
せっかくスマートフォンやインターネットやクラウドが発達しても、それを使わなければ意味無し!
でも、ネット経由だとセキュリティのリスクがあるじゃん。
なんて言う人。
あのねえ。
確率を考えましょうよ。
以前、ボクはこう言う記事も書きました。
USBメモリも同じですよ。
暗号化された通信でデータをやり取りするクラウドコンピューティング。
GoogleやMicrosoftやAmazonやAppleなど、名だたる企業が厳格に管理運営しています。
簡単なパスワードを使ったり、パスワードの管理をずさんにするなどのアホなことをすればダメですが、きちんと使っている限り、クラウドのデータが盗まれるなんて可能性はほぼゼロなんです。
それに比べてUSBメモリを紛失する可能性はどれほど大きいか。
全国でUSBメモリ紛失事件なんて大量発生していますよ。
世の中に絶対はありません。絶対の安全なんてありません。
絶対が無いのなら、確率的により安全な方を選ぶのが合理的ですよ。