書き続けること
みなさん、こんにちは!
今回のこの記事で1000日連続執筆。最後まで無事に書き終わってアップロードできますように。
さて、1000日も連続で書いたんだから、それに関する話題を書きましょうか。
ブログをやっている人の多くは、ブログのアクセス数(ページビュー)を増やすための努力をしていると思います。
いろいろ調べているでしょうね。
そんな中でよく見かけるのは、とにかく書き続けること。まずは記事数を100本にすること。
たくさん書けば、アクセス数も増える、と言う話です。
実際、多くのブログがアクセス数を稼げずに悩んだり長続きしない中、このブログは1日に1万、月間30万のアクセス数を集めるブログになりました。
先月は399,000でした。
記事の本数はすでに2700本を超えています。
それだけの記事数があるので、1本1本の記事のアクセス数はそれほど多くなくても、積み重なることで、多くのアクセス数を集められているのです。
実際、このブログでも、毎日のように800本以上の記事が読まれています。
1つの記事でのアクセス数が1だとしても、それだけでアクセス数は800になるわけです。
1日で800本もの記事が読まれるブログって、世の中にそんなに多くないと思います。
なぜそれが実現しているか。
何よりもまず、800本以上の記事が存在するからです。
500本しか記事が無いブログで800本の記事が読まれるのは不可能ですから。
それほどの記事数を積み上げたのは、まぎれもなく書き続けたからですね。
ただし、誤解しないで欲しいのは、
たくさん書くこと = アクセス数アップ
とは限らないことです。
ブログにおいて、何かをすることが十分条件になることはほとんどありません。
しかし何かをすることが必要条件になることはたくさんあります。
今まで英語を一度も勉強したことの無いあなたが、英語を話せるようになるためには、英語の勉強が必要です。
しかし英語を勉強したからと言って必ず英語を話せるようになるとは限りません。
何かをしたら必ず目標を達成できるとは限らないけど、やらなければ絶対に目標を達成できない、この考え方は非常に重要なので、身に付けておいてください。
習慣化
ボクのこのブログのテーマ、あるいはボクの人生のテーマのひとつでもあるんですが、大切なのは習慣化。
サラリーマンかフリーランスかの議論がよく起こります。
サラリーマンは毎日のように出社する義務があります。
通勤電車に揺られ、勤務時間や会社の人間関係に縛られ、非常にストレスが溜まります。
フリーランスは、行動をすべて自分で決められます。
当然、上司もいないので、その点でのストレスもありません。
だから、サラリーマンから見れば、自由なフリーランスのことをうらやましいと思えるかもしれません。
でも、自由と言うのは、人間にとってもっとも大きな敵になりうるのです。
ボクも人生で何度か個人事業主を経験しました。
時間に縛られず自分で稼ぐ生活。
ああ、ボクはもう、毎日のように会社に行ってストレスを溜める必要が無いんだな。
そう思っていました。
しかし、この自由が強烈なプレッシャーになります。
なぜなら、サラリーマンなら給料日になれば自動的に給料が振り込まれますが、フリーランスは稼がない限り収入が無いからです。
しかし、朝目覚めて、今日は何をしよう、どこへ行こう、誰と会おう、これらがすべて決まっていなくて、自分の意思にゆだねられます。
最初の頃は気合いが入って、積極的に外に出て誰かと会います。
サラリーマンなら、誰かとアポを取って会って、時間が過ぎて、
ああ、今日もよく働いたな〜
で終わります。
しかし、フリーランスの場合は、誰かと会って時間が経過することに何の意味もありません。
実際に仕事を受注しないと話にならないのです。
1日に10人と会って忙しく1日が終わっても、その中から誰からも受注できなければ、単なる時間のムダです。もちろん交通費などの経費もムダに消えていきます。
それよりも、1日にたった1人でも受注できたのなら、その方が有意義なのです。
10時間かけて10人と会っただけの1日よりも、2時間かけて1人だけ会って受注した1日の方が重要です。
何時間労働したかなんて意味が無いどころか、短時間でより大きく稼ぐ方がはるかに効率的なわけです。
しかし自由なフリーランスは、サボっても誰からも叱られないし、処罰もありません。
今日は朝からダルいから、昼間で眠ろう
なんてことも自由です。
しかし仕事はありません。当然、収入もありません。
自由を手に入れても、きちんと毎日、自分を律して、積極的に活動して、仕事を獲りに行く姿勢、これがあるかどうかで成否が決まります。
活動したから必ず成功するとは限りません。
でも活動しなければ絶対に成功しません。
ね、同じ話でしょ。
で、その話をするときにボクがいつも言っているのが習慣化。
能力主義、なんて言葉がもてはやされたりしますが、生まれついて高い能力を持っている人なんて、ほとんどいないのです。
人生で一度もテニスをしたことの無い人が初めてプロテニスプレーヤーと対戦しても絶対に勝てません。
勝つためには練習が必要です。
プロのピアニストがよく言います。
練習を1日休んだら3日分遅れる
と。大事なのは毎日続けることです。
このことは、多くの人にとってすばらしいことなんですよ。
もし、生まれ持っての才能ですべてが決まってしまうのなら、もはや練習に意味がありませんよね。
でも現実はそんなことはありません。
生まれ持っての才能では無く、練習によって人の能力は決まるのです。
もっと言えば、
練習を続けること
が大事なんです。
そして、続けることは、生まれ持っての才能と違って、誰にでもチャンスがあるってことなんです。
何せ、やるかやらないかは本人の意思の問題ですから。
世の中の一部
何をもって成功と呼ぶかはそれぞれですが、間違いなく言えるのは、何かで成功する人はごく一部であって、大多数は普通の人たちです。
普通の人たちと成功者は何が違うか。
それは努力の継続です。
大多数の人は長続きしません。
ごく一部の人だけが長続きします。
だから、もしあなたが何かにチャレンジしていて、上手く行かないのであれば、それは努力の継続が足りないんです。
ボクは英語の勉強をしていますが、伸び悩んでいます。
ボクに英語の能力が無いのか、いや、そんなはずはありません。
イギリス人、アメリカ人はなぜ全員が英語を使えるのでしょうか。
ボクより能力が高いからでしょうか
違います。
イギリス人、アメリカ人は、来る日も来る日も英語を使い続けているからです。
継続ですね。
じゃあ、ボクはどうか。来る日も来る日も絶対に欠かすこと無く英語の練習を継続しているか、
いえ、していません。
思い出したときだけ学習しています。
習慣化できていないわけです。
なので、ボクの英語が伸び悩んでいるのは、ボクの意思のせい。
逆に言えば、きちんと習慣化すれば伸びる可能性があるのに、ボクはみすみすそのチャンスを捨てているわけです。
そして、これは世の中の大多数の人に当てはまります。
何かを習得しようとしても、それをたったの4週間ですら継続することができない。
それはやる気の問題です。
文句
生活が苦しいのは政治が悪い、経済が悪い。
収入が少ないのは会社のせい。
あの人が悪い、社会が悪い。
そうやって文句を言うことに何か意味がありますか?
文句を言って生活がよくなりますか?
文句を言っている本人は、誰にも負けないくらい継続して努力していますか?
収入が少ないのを会社のせいにしても、会社の経営はよくなりませんよ。
収入を多くしたいのなら、会社に文句を言わずに、自分の能力を上げればいいんです。
ホントに努力して能力を上げれば、会社からの評価も上がるかもしれませんし、もっと給料の高い会社へ転職できるかも知れませんし、自分で起業して収入を上げられるかもしれません。
自分は何もせずに他者への文句を言っても何も変わりませんし時間のムダです。
ボクのこのブログのアクセス数は月間30万。
それはそれで全国のブログの上位1%に入っているでしょう。
しかし、ずっと30万。伸び悩んでいます。
なぜか、それは世の中が悪いわけでもGoogleが悪いわけでもありません。
実際に伸びているブログがある中でボクのブログが伸び悩んでいるのであれば、それはボクの努力が足りないからです。
しかし、ボク自身がそれを自覚しているので、ボクには成長の余地が残されています。
自分の欠点を知れば、それを改善することができますから。
他者から欠点を指摘されたときに、単に怒る人。
その人は伸びません。
他者から欠点を指摘されたときに、それに感謝して、その欠点を直そうと努力する人が伸びるのです。
最初に書いたように、ブログを書き続けることはブログのアクセス数を集めるために十分条件ではありません。
でも、ひんぱんに更新するブログと比べれば、めったに更新しないブログは忘れられやすいのは間違いないです。
あなたがもしブロガーであって、あなたのブログのアクセス数が伸び悩んでいるのであれば、その原因はあなたにあります。
それを改善するための最もカンタンかつ高度な技術が不要で誰でも実行できるのが、とにかく書き続けることです。
時間
積み重ねた時間の価値は貴重です。他者に勝つための武器になります。
例えば、宅建と言う国家資格がありますが、合格するには300時間の勉強が必要だと言われています。
1年前から毎日1時間ずつ勉強している人は合格する計算です。習慣化のおかげで、累積の勉強時間は365時間に到達しているからです。
もし、これを短期間でやろうとしたらどうでしょうか。
1日に24時間勉強しても12日半かかります。それは不可能ですね。
1日に12時間勉強しても25日かかります。
つまり、1日に12時間と言う猛烈な勉強をしたとしても、25日間連続で実行して、やっと1年前から勉強している人に追いつけるのです。
時間をかけて続けるというのはそれくらいのパワーを持っているのです。
1日に3時間の勉強を1年間コツコツと続けた人は勉強時間は1000時間を超えます。
その人に追いつくためには、今から1000時間もの勉強が必要です。
追いつくのはカンタンではありません。
この話からも、継続することの重要性、習慣化のパワーを理解できると思います。
あとで慌てて努力し始めても追いつくのは大変なんです。
日常の努力の習慣がいつの間にか大きなスキルとして身に付いているんです。
そのためには最初の4週間がとにかく大事。強い意志が必要です。
自転車で止まっている状態から、こぎ出してスピードが出るまではチカラが必要ですが、いったんスピードが出てしまえば、軽いチカラで走れますよね。
習慣化もそれと同じ。
最初の努力によって身に付けてしまえば、あとは軽いチカラで続けられるようになります。
ボクがブログを1000日連続で更新したのも同じ。最初はまずがんばって1ヶ月連続。
それができれば自転車はスピードに乗っているので、あとは同じように続けるだけ。
多くの人は、才能の有無で決まるのではありません。
習慣化できる前にあきらめてしまうか。それとも習慣化できるか。
習慣化さえできれば、あとは積み上げた時間がスキルを磨きます。
ボクはブログ記事を1本平均1時間で書きます。つまり、ここまでですでに1000時間のスキルが身に付いているわけです。
1000時間分のブログスキルをこれから慌てて身に付けるのは大変です。
ボクだって大変です。
だから短期での成功は難しいのです。
実際にはボクのブログには2700本の記事があり、つまりボクには2700時間分のブログのスキルがあります。
おカネは稼げば増やせます。
でも時間は二度と戻ってきません。
万人に平等に与えられている1日24時間。
それをどう使うかで変わります。
1日の生活を見直してみませんか?
あなたのその行動はホントに限りある人生に必要な時間ですか。
ボクがタバコを吸わないのも、そんな理由からです。誰の役にも立たず何も生み出さず、ただ貴重な人生の残り時間を減らすだけの行為だからです。
ボクがテレビを見ないのも、そんな理由からです。誰の役にも立たず何も生み出さず、ただ貴重な人生の残り時間を減らすだけの行為だからです。
あなたが、あと6時間後に人生が終わると知ったら。
最後の6時間にタバコを吸って過ごしますか?テレビを見て過ごしますか?
その限られた6時間にホントにやりたいことがホントに大切なことです。
そして、人間は誰でもいつ死ぬかはわかりません。
災害、事故、犯罪などで、ボクも含め6時間以内に死ぬ可能性があります。
つまり、今この瞬間が人生最後の6時間かも知れないんです。
だから、ムダなことはしたくないんですよ。
大切なことに正解はありません。
自分にとって大切なことは何か。
世の中で流行っているからとか、ランキングで上位にいるからとか、そんな他人本位の評価では無く、自分で決めること。
世の中の大多数に乗るのでは無く、自分しかできないことをやること。
ブログを1000日連続で書くことは世の中の多くの人にとってどうでもよいことでしょう。
そうなんです。世の中の多くの人にとってどう思うかでは無く自分がどう思うか。
その点で、ボクはごく一部のブロガーしか行っていない1000日連続での執筆を達成し、自分でそのことに充実を感じています。
ボクはたまたまブログですが、それは人それぞれで何でもいい。
ぜひみなさんも、世の中のほとんどの人がやっていない何かを目標にして、それを達成するための努力をしてみてください。
実現したときに、本人でしか味わえない充実感を得ることができますよ。
それは短期間では得られないモノです。