トイレ掃除は楽しい
独り暮しをしていると、掃除、洗濯、炊事などをすべて自分でやるわけですが、職場などの掃除と違って自宅の掃除ってのは、自分の部屋がキレイになるので、それはそれで楽しいです。
で、自分で全部やるから、ノウハウやスキルがしっかりと身に付くんですよね。
身に付いたノウハウを自分の頭の中にとどめておくのももったいないので、書くことにします。
今回はトイレ掃除。
トイレ掃除って、わりとマメにしておかないとマズイですよね。
でも、気付けば、便器に黒い汚れがこびりついていたりします。
たぶん、タンパク質やら雑菌やらの温床で、いったんこびりつくと、ブラシや手でこすってもまず落ちません。
トイレ用の強力な塩素系の薬剤を使っても落ちません。
そんなときに役立つツールがあります。
水ヤスリという伏兵
水ヤスリを知っていますか?水ヤスリというのは紙ヤスリの一種で、耐水ヤスリとか耐水紙ヤスリという名前で売られていると思います。
ボクは東急ハンズで手に入れましたが、ホームセンターにもあると思います。
ヤスリには番手という数字があります。この数字の大きさによって用途が異なります。数値が大きいほどヤスリの目は細かくなります。
ボクはトイレ掃除に、#1500という水ヤスリを使いましたが、これはかなり細かい目で、手で触るとザラザラでは無くスベスベです。
こする前にあらかじめ、水や石けん水などを付けましょう。
1500番という細かさが、便器を傷つける事無く、便器の黒汚れを見事にキレイに落としてくれます。
もちろん、強くこすり続けると便器もいずれ傷つくはずですので、やさしいタッチで汚れが落ちる程度にとどめましょう。
賃貸不動産の退去時の汚れ査定
ボクは不動産の仕事をしているので書きますが、賃貸不動産を退去するときに、一般的な日常生活の汚れは貸し手負担になります。
例えば日が当たって壁が変色したような場合は、借り手が原状回復費用を負担する必要はありません。
でも、喫煙で壁が変色した場合は、壁紙の張り替え費用は借り手負担です。
喫煙者が2年も部屋を借りれば、ほぼ間違い無く壁は変色(しかも住んでる本人は毎日見てるので変色に気付きにくい)するのでご注意。
トイレも普段から掃除していれば問題無いですが、ボクの経験で言えば、たまに本当にひどい住人がいて、掃除をやらないあまり、便器が真っ黒でどうしようも無い状態だったりします。
そこまでいくと、おそらくそれなりの費用を請求されるので、そういう意味でも掃除はマメにしておきましょう。