リピーター(無線LAN中継器)とは
みなさん、こんにちは!
ボクは自宅のインターネット回線として光ファイバーでもADSLでも無く、WiMAXを使っています。
その理由は、こちらの記事に書きました。
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現在はWiMAXの最新規格であるWiMAX2+を使っていて、今のところ、それに対応した端末はHWD14という一機種しかありません。
それの長所・短所は、こちらの記事に書きました。
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読んでいただくとわかりますが、メリットもデメリットもいろいろあります。
機能的なデメリットは、今後のファームウェアのアップデートで改善される可能性もありますが、性能はどうしようもありません。
特にことHWD14は無線LAN(Wi-Fi)の出力が弱いです。
ボクは自宅の窓際にHWD14を設置しているんですが、隣の寝室でiPhoneを使っていると、HWD14からの無線LAN電波が届かないことが多いです。
困ったものです。
そこで解決するために、これを買いました。
この製品は、一般的に、無線LANの「リピーター」と呼ばれるジャンルのモノです。
簡単に言うと、無線LANの電波をさらに遠くへ飛ばすためのモノと思ってください。
ボクのケースの場合、HWD14の無線LANの電波が弱くて隣の部屋に届かないので、リピーターを使って届かせるというわけです。
使ってみた結果は、接続もあっけないほど簡単で、効果も十分でした。
HWD14にも、上記のLAN-RPT01BKにもWPSという仕組みがあります。
WPSというのは、ボタンひとつで2台の無線LAN機器を接続するという仕組みで、これを使って、簡単に両者を接続できました。
HWD14をWPSモードにしてからすぐにLAN-RPT01BKのWPSボタンを長押しするだけです。
これで少し待つとつながります。
このあと、ボクも知らなかったんですが、SSID(無線LAN電波の名前)は、HWD14のものとLAN-RPT01BKのものは同じになります。
例えば、初期状態ではHWD14のSSIDは「HWD14_●▲■●▲■」ですが、LAN-RPT01BKのSSIDも全く同じ「HWD14_●▲■●▲■」になります。
つまり、iPhoneやパソコンから接続するときに、自由に選べません。
基本的には自動的に電波の強い方につながると考えたほうが良いと思います。
設置場所を考える
ここで注意する必要があるのは、リピーターの設置場所です。
例えばボクの自宅の部屋のレイアウトを次の図に簡単に描きます。
上の図のように、リピーターは元の無線LAN機器(HWD14)と、隣の部屋の間に置くのが理想だと思います。
理由は、例えば次の図を見てください。
上記の図のようにリピーターを元の無線LAN機器の近くに置いてしまうと、同じ部屋のパソコンも電波の強いリピーターにつながってしまう可能性があります。
つまり、
元の機器→リピーター→パソコン
と言う順番になってしまいます。
通信速度を低下させないためには、経由させる機器は少ないほうが良いわけです。
元の機器→パソコン
が良いわけですね。
最初の図なら、リピーターとパソコンが離れているので、問題無いと思われます。
逆に次の図はどうでしょう。
この場合は、パソコンとリピーターがつながってしまう心配は低いですが、そもそも元の機器(HWD14)の電波が弱いので、隣の部屋にあるリピーターまで届きません。
なので、隣の部屋にあるiPhoneなどで通信が行えないことになりますよね。
WPS機能付きリピーターは、接続も簡単で、効果も大きいですが、接続する機器を自由に選べず自動的に接続されてしまうので、設置場所に気をつけようという話でした。
ちなみに、LAN-RPT01BKという製品。
非常に小さいですし、コンセントに直接刺せるのでケーブルの不要でシンプルで良いです。
ただしプラグの位置の関係で、そのまま指すとどうしてもコンセント2箇所をふさいでしまいます。
ボクはコンセントにタップを付けてから刺しました。
このプラグの配置だけは改善の余地があると思います。
その後、新しい製品がBUFFALOから出ました。
今なら、新規格に対応したこちらを買うかなあ。隣のコンセントも隠さずに済みますしデザインもシンプルですし。