写真や動画
昔、写真を作るのは手間がかかりました。
フィルムカメラの時代ですね。
撮影して、現像しないと写真を見られないわけです。
普通は撮影から数日後にようやく写真ができあがるのが当たり前でした。
しかも、それなりにおカネもかかります。
なので多くの人は、何か記念になるタイミングでしか撮影しませんでした。
でも、現代社会では、写真はほぼ取り放題。
紙では無く、画像ファイルとして、カンタンに誰でも生み出すコトができます。
動画も。
証拠
これまで、写真や動画は、出来事の証拠として扱われてきました。
でも、いまは人間がカンタンに写真を作り出せてしまいます。
そして、AI。
もはや、写真と呼べない写真が大量に氾濫しています。
だって、写真って、文字通り、
真実を写す
と書きますよね。
人間やAIが作ったフェイク画像は、もちろん写真ではないのです。
でも、写真とフェイク画像を見分けるハードルが上がっているのも事実。
AIが進化しすぎて、もはや写真かどうかが見分けられない画像が大量に生み出されたら。
そのフェイク画像で踊らされる人。
いまでもたくさんいますよね。
そして、事件の際の証拠としての価値。
もはや無いに等しいです。
この状況って、人類的には、デメリットしか無い気がするんですが。
マズいと思いませんか?