もうすぐ健康診断
「私、もうすぐ健康診断だから、ダイエットしてるの〜。」
という、よく聞くセリフ。
その時ボクは、これを思い出すのです。
入試や資格試験ではない
入試や資格試験では高い点数を獲る必要があります。
そうしないと合格しないからです。
でもTOEICや健康診断は違うんです。
普段、好きなモノばかり食べて、体脂肪率が高い人、あるいは、血がドロドロの人。
そんな人でも健康診断が近づくと、やっぱり気になるんですね。
数週間前から食事に気を付けるようになります。
その結果、健康診断の数値は「たまたま」良い結果になったとしましょう。
それに何のメリットがあるんですか?
日常的に良好な食生活ではなく、身体のどこかに何らかの問題を抱えている人が、「たまたま」健康診断の時だけ良い数値になってしまったら。
そうです。
悪い部分の発見が見落とされるかも知れないんです。
健康診断は、良い点数を獲るためのテストではありません。
どこが悪いのかを発見するセンサーなんです。
だから、そのセンサーをごまかして、その時だけ良い点数を獲ってもデメリットしか無いわけです。
ホントの意味で健康診断で良い数値を獲るのなら、普段の食生活で、そういう身体作りをしておく必要がありますよね。
それが、ホントの今での身体の状態なんですから。
だからさっき、TOEICの話を出したんです。
いや、TOEICだけじゃない、他の試験でも同じ。
一夜漬けで勉強して、テストの点数だけは良いけど、すぐに忘れてしまって、頭の中は空っぽ。
そんな人にテストの点数なんて意味が無いんです。
点数という「表面」だけが良い人間と、きちんと「中身」が良い人間。
さてあなたはどちらのタイプですか?