東北旅行
昨日まで岩手県旅行の記事を書いていたわけですが、思ったんですよ。
やはり地方の鉄道は廃れる、と。
ボク自身、鉄道旅行はとても好きですし、廃れて欲しくは無いんですが、その思いは前途多難です。
乗客数
普段、東京都区部に住んでいて、列車がひっきりなしにやって来るのを見ているわけです。
一方、今回は岩手県でしたが、他の地方でも、感覚は似ています。
とにかく、乗客数が少ないのです。
急速な人口減少の日本なので、今後はさらに乗客数は減るんでしょう。
鉄道って、乗客の数に関係無く、線路の保守点検や駅の管理、列車の運行管理や資材の調達、売上の管理や乗客への対応など、数多くの人員が必要です。
極端に言えば、1人の乗客を運ぶために、何十人、何百人ものスタッフが必要なわけです。
経営が成り立つハズは無いですよね。
ボクは昔からここで書き続けていますが、日本と言う国の最大の問題は、外交でも憲法改正でも無く、人口減少問題です。
起こるかどうかわからない戦争への対処も、起こる可能性がある以上は、必要なコトです。
でも、人口減少は100%確実に起こりますし、起こっています。
起こった結果、人々の生活を苦しめますし、それ以上になって、生きていけない人がたくさん発生します。
政治家のみなさん。
最優先事項は人口減少問題。
いまだに役人が発表する資料が、激甘の人口予測なのが不可解です。