間違った知識に基づいて行動しても効果は薄い
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
ボクが1年間で17kgのダイエットに成功したことは、このブログでこれまでに何度か言ってきました。
身長179cmで体重が81.6kgから64.2kgまで最大で17.4kg減りました。
身長が170cmなので体重64.2kgは過剰にやせすぎで、現在は70kgあたりをキープしています。
ダイエットには、
- 食べ物
- 運動
の2つの方法が思い浮かびますよね。
でも運動って、なかなかやせないんですよ。
脂肪を1グラム落とすには9kcal消化する必要があります。
ジョギングで消化できるエネルギーは体重かけるキロメートル数。
例えば体重70kgの人が1km走ったら、70kcal消化します。
てことは、1km走っても脂肪は8グラムも減らないんです。
5km走っても脂肪は40グラムも減りません。
やせるにはやせますが、ほんのちょっとです。
なので、目に見えるダイエットをするには食べ物の調節が効果的です。
身体のメカニズムを知る
何事もそうですが、物事の仕組みを知れば効果的です。
例えば飛行機を飛ばすには空力という物理学の仕組みを知る必要があります。
ピアノを上達するにはピアノが上手くなるようなやり方で練習する必要があります。
ダイエットも同じ。
ダイエットに効果のない方法を繰り返してもやせません。
なので身体の基本的なメカニズムを知りましょう。
カロリー
100kcal分の食べ物を食べて80kcal消化すれば20kcal余ります。
摂取カロリーよりも消費カロリーが少なければ、確実に太ります。
タンクに100リットルの水を入れて80リットルを抜き取れば20リットル残り、重量は増加します。
当たり前ですね。
なので、やせるには摂取カロリーを減らすこと。
炭水化物
炭水化物ダイエットという言葉が有名になってきました。
炭水化物の代表的な存在は、ご飯、パン、麺類などの穀物です。
炭水化物は糖質だと思ってください。
昔から、砂糖は太ると言われてますよね。
炭水化物はほぼ糖質なので、ご飯をたくさん食べることは砂糖をたくさん食べることと同じだと思ってください。
ではなぜ砂糖を食べると太るのでしょうか。
人間の体は飢餓に備えるように出来ています。
しばらく食べ物を食べなくても大丈夫なように、身体の中にエネルギーを蓄えるようになってるんですね。
その蓄えられるエネルギーが脂肪です。
そして、実は、体内で余った糖質は何と脂肪に変化して身体の中に蓄えられてしまうんです。
だから砂糖は太ると言われるんです。
でも、炭水化物も糖質だと言いました。
つまり、ご飯やパンをたくさん食べて余ってしまうと、なんと脂肪として体内に蓄積されてしまうんです。
ご飯→脂肪
意外でしょ。
ダイエットのためには油の多い食べ物は避けようと言われますが、それは脂肪になるからです。
しかし、ご飯やパンもまた脂肪の原因なのです。
これ、覚えておいてくださいね。
なのでボクはダイエット中はご飯もパンもほとんど食べません。
「糖質を摂らないと脳が働かないよ!」
そう言う人もいるでしょう。
でも大丈夫。
さっき言ったように、糖質は脂肪として体内に蓄えられています。
砂糖やご飯やパンを食べなくて外部から糖質が入ってこなくても、身体の中にある脂肪が糖質として使われるのです。
むしろそうした方が、体内の脂肪が消化されるのでダイエットになるんですよね。
料理で油を大量に食べてしまうことはなかなか無いですが、ご飯だと茶碗1杯でも150グラムくらいあります。この内の80%が糖質だとすると糖質120グラム。
茶碗1杯のご飯で角砂糖30個分ですよ。
ちなみに果汁100%のジュース。あれって砂糖も入ってないので太らないと思ってる人、多いでしょ。
この画像はコンビニで売っている果汁100%の普通のオレンジジュースのパッケージです。
コップ1杯(200ml)当たり、炭水化物が20.7gとありますよね。
炭水化物の80%が糖質だとすると約16グラム。
コップ1杯飲めば角砂糖4つ食べたのと同じです。
それは余ると脂肪として体内に蓄積されるんですよ。
果汁100%のジュースでも脂肪が増えます。
これからは食品を買うときは、糖質だけでなく炭水化物の欄をよく見て下さいね。
ダイエット時に飲むなら、水、茶、酢飲料などにしましょう。
ジョギングの意味
さっき、ジョギングではやせないと書きました。
ただしそれは直接的な意味においてです。
人間の身体は筋肉と脂肪と骨で出来ています。
そして人間は普通に生活しているだけで毎日、ある程度のカロリーを消費します。
これが基礎代謝です。
歩いたり立ったり座ったり眠ったりするときに使われるエネルギーです。
基礎代謝が1500kcalの人が1日に2000kcalの食べ物を食べると確実に太ります。
ただし、それ以外に何か運動をして500kcal以上を消費すれば太りません。
簡単ですね。
でも運動を続けるのは大変です。
そこで基礎代謝を増やしてしまうという方法があります。
そうすれば普通に暮らしていてもたくさんのカロリーが消費されます。
人間の体を作る要素のうち、エネルギーを消費するのは筋肉です。
と言うことは筋肉が多ければ多いほど基礎代謝は上がるのです。
筋肉を増やすには筋トレです。
ただし筋トレ以外にもジョギングや水泳を続けても筋肉は増えます。
筋トレや水泳はそれなりに大変ですがジョギングはわりと気軽にできますよね。
ジョギングは筋肉を作るだけではなく心配能力も高めてくれます。
さっき書いたようにジョギング自体ではなかなかやせません。
でもジョギングを続けることで身体が筋肉質になれば、基礎代謝が上がっていきます。
つまり普通に暮らしていてもたくさんのカロリーを消費する体になるのです。
同じ量を食べても、太りにくくなるんですよね。
いつジョギングするか
身体の中に食べ物が余っていれば、食べ物のエネルギーが優先して消費されてしまいます。これだと脂肪が消費されません。
なので、なるべく空腹時にジョギングしましょう。空腹時にはお腹に食べ物が無いので脂肪のエネルギーが使われていくからです。
1日のうちでは早朝が一番エネルギーが消費されやすい時間帯です。
朝起きたら朝食前にジョギングを済ませてしまう。これが一番効果的ですね。
効果的にダイエットをする
以上、身体のメカニズムと食べ物について書いてみました。
ダイエットをしている人はたくさんいると思いますが、効果がある人と無い人がいます。
効果が無い人は、実際にはサボっているか、もしくは正しいやり方をしていないからです。
上にも書きましたが太らないと思って飲んでいる果汁100%ジュースは脂肪のもとです。
こんなふうに知らずに脂肪の原因となる食べ物を摂ってしまっている人は実は多いと思います。
ダイエットの効果が出ない人は普段の食べ物の成分をよく見てください。
脂分を大量に取る機会は少ないですが炭水化物は簡単に大量に摂取できてしまいます。
炭水化物を見たら糖質だと思ってください。
そして少しづつでいいのでジョギングを継続してください。
10kmを10日間だけ走るよりも、1kmを100日連続で走るほうがいいです。
短期集中ではなく、習慣化するのが大事です。
体重は必ず毎日、記録していきましょう。レコーディングダイエットはモチベーションを高めてくれますよ。