キャッシング枠の増額
iPhoneに、
06-7709-8201
から電話がかかって来ました。画面には、大阪、と表示されています。
ですね、市外局番が、06なので。
見知らぬ番号です。
電話に出てみました。
セゾンカードからでした。
ボクは、話のネタにするために、クレジットカードをたくさん持っています。
多くは、iPhoneのApple Payに登録済みです。
たくさん持っていると、たまに、セールスの電話がかかって来ます。
セールスと言うだけで無下に断るコトはありません。
内容によっては良いモノもあるかもしれないからです。
今回の電話は、クレジットカードのキャッシング枠の増額のオススメでした。
生年月日
ボクのこれまでの利用状況から見て、キャッシング枠の増額が可能だそうです。
増額はいかがですか、と訊ねられたので、ボクは、そもそも現在は枠は何円でしたっけ?
と訊ね返しました。
すると、内容を確認するので、本人確認のため、ボクの生年月日を教えて欲しいと言われました。
みなさんならどうしますか?
ボクは次のように言いました。
「見知らぬ番号からかかった電話に対して、ボクが生年月日を教えるはずが無いでしょう。」
ここまでの流れからして、セゾンカードから電話があって、カードの増枠の案内で、本人確認のために電話番号を教える。
多くの人は、そのまま教えてしまうのでは無いでしょうか?
でも、良く考えてみてください。
本人確認をしなきゃならないのは、電話をかけた側では無く、受けた側ですよね。
本物のセゾンカードからの電話かどうかもわからないのに、ボクの生年月日を教えてしまうのは、明らかにおかしいです。
それを伝えると、相手は、
では、ご利用の際はセゾンカードの裏面に記載されている電話番号にご連絡ください。
と言って切りました。
まあたぶん、本物のセゾンカードからの電話だったんでしょうけど、本物と確認できるまでは、こちらから与えてはいけません。
これ、非常に多い振り込め詐欺にも適用できますよね。
向こうからかかって来た場合は、まずは本物かどうかを疑う。
必要なら、必ずこちらから折り返して電話するコト。
その場合の電話番号も、相手から聞いてはいけません。
偽の番号かも知れませんからね。
自分で調べる必要があります。
先日の記事も参考に、犯罪に引っかからない習慣を身に付けてください。