カンタンすぎる株式投資
One Tap BUYというスマホアプリがあります。
これはたぶん、世界初のスマホ証券。
今までの普通の証券会社は店頭で、そして最近はネット証券もたくさんありますが、この、One Tap BUYは、スマホのみ。
パソコンもダメ。
スマートフォンだけ。
でも、それってよく考えたら、普通の証券会社でもスマホアプリで取引ができますよね。
むしろ、One Tap BUYはパソコンなどでは使えない分、不便じゃん。
そう思うかもしれません。
それでもボクはこのアプリを見つけて説明を読んだら、すぐに申し込んじゃいましたよ。
申し込みももちろんアプリから。
金融商品取引法やら何やらの法律があるので、最低限入力しなきゃいけないことはあるんですが、他の証券会社と比べると非常にラクです。
身分証明書もスマホで撮影するだけ。
で、サクッと申し込みが終わると、3日ほどで手紙が届きました。
これは電子メールでは無く、紙の郵便です。
そこにIDとパスワードが記載されているのでアプリに登録。
自動ログインも可能なので、一度設定してしまえば、いつでもカンタンに使えます。
それ以外に注文時の暗証番号も決めるんですが、これもいったん設定すれば、以後、省略も可能。
またiPhoneらしい指紋認証での発注も可能。
で、ボクがこの証券会社に申し込んだ最大の理由はここからです。
実は、このアプリ、あらかじめ数十銘柄のアメリカ(米国)の会社が登録されています。
それらの中から好きなのを選んで発注するだけ。
いくつか紹介すると、
Apple
Alphabet
Microsoft
P&G
COSTCO
GM
VISA
などです。
まあ有名どころばかり。
利点として、カンタンに米国株を買える、という点です。
他社のように事前に外国株うんたらかんたら、という手続きは不要。
で、一般の株式アプリだと、銘柄を名前やコードで検索して、その会社の株を何株買うかを指定して注文しますよね。
例えば、トヨタ自動車の株を1000株買うとして、1株がいくらだから、トータルで●●●●円、みたいな計算が発生します。
その分の資金を準備しておくわけですよ。
少額投資
ところが、この、One Tap Buyは、1万円単位での注文です。
例えば、A社の株価が100ドルだとして、為替が1ドル=100円なら、1万円で注文すると、A社の株をちょうど1株持つことになります。
でも実際にはそんなぴったりになるケースは珍しいですよね。
例えば、A社の株価が120ドルだとして、為替が1ドル=100円なら、1万円で注文すると、A社の株を0.833株持つことになります。
一般の場合、株は100株単位とか1000株単位で買う必要があるので、それなりのまとまった資金が必要になります。
トヨタ自動車を見てみましょう。
「単元株数」の欄に「100株」と書かれているので、100株単位で買う必要があるんですよ。
トヨタの2016年6月30日の終値は5,052円なので、最低でも505,200円必要です。
でも、One Tap BUYは、小口での注文が可能です。
Apple株を1万円分、Microsoft株を1万円分、などと注文できます。
超カンタン。銘柄を選んで、何万円にするかを決めて、買うだけ。
さっき、株価と為替のことを書きましたが、実際にはアプリ側で全部自動計算してくれるので、何も難しいことを考える必要は無いです。
あくまでも傾向ですが、米国の経営者は日本企業の経営者よりも株主重視です。
だから、やはり株をやるなら米国株を視野に入れておきたいんですよ。
で、他の証券会社でももちろん外国株を買えるんですが、何かと面倒。
その点、画面にあらかじめ銘柄が並んでいてタップして万円単位で金額を選んで買うだけ。
実際、初日にとりあえず12万円、つまり12口をテキトー(でもないけど)に買ってみました。
円グラフでポートフォリオが表示されるんですよ。12万円の内訳です。Alphabetを3万円分、Amazonを2万円分、他7社を1万円ずつ買いました。
さっそく含み損が出ていますが、これも市場に合わせてリアルタイムに変化します。
まとめ
この、One Tap BUY。カンタンすぎて、つい買っちゃいます。
ボクも最初はこの記事を書くために1万円だけ何か買ってみようと思ったんですが、あまりにもカンタンで興味もわくので、もう1口、もう1口、と結局12万円分買っちゃいました。
米国株を超カンタンに口数単位で少額で買えてしまう。
恐ろしいです。
でも画期的です。
みなさん、これを機に、米国株に投資しましょう。
金利がほとんどつかなくて増えない銀行預金の方が将来へのリスクが大きいという考え方もあるんですよ。ボクはそっちです。
今後もおそらく銘柄は増えていくでしょう。
ボクはしばらくは株式投資はこちらに集中したいと思います。
あ、でも、複数の国の株式を持つのもリスクヘッジなので、もちろん普通の証券会社で日本の会社にもまだまだ投資しますよ。