コンビニ
ボクはiPhoneユーザーであり、そのiPhoneが去年登場のiPhone 7シリーズで日本の電子マネーに対応しました。
当然のように手に入れ、毎日の生活に欠かせなくなりました。
それは、このブログの過去記事で何度も書いたので読んでください。
ボクはビジネスマンであり、日常の買い物の大半がコンビニです。
コンビニのレジでの所要時間は5秒ですよ。
例えば、朝、コーヒーを買ってレジに持って行き、
Suicaで!
と言って端末にiPhoneをかざすだけ。
財布を取り出すことも無ければ小銭を数えることもありません。
電子マネーに買い物履歴が記録されるのでレシートも不要。
ホントに支払いは一瞬ですよ。
一方で、現金で支払っている人を見ていると、財布を取り出し、財布を開き、小銭を数え、小銭を取り出し、店員に渡し、店員はそれをチェックし、場合によっては釣り銭を準備し、それをお客さんに渡し、お客さんは釣り銭を財布にしまい、人によってはレシートを受け取り、それでようやく終了。
タッチするだけのボクと、現金のやり取りをする人。
圧倒的な時間差です。
そして時間差だけでは無く、手間も全然違います。
面倒で遅い。買い物履歴の自動記録もできない。それが現金です。
現金よ無くなれ
電子マネーだけになったら、どんなにメリットがあるか。
日本中から貨幣と紙幣が消えたら、その製造のための膨大な材料が不要になります。
製造工場も不要。運送も不要。
とんでもない省エネになりますね。エコです。
ユーザーもそう。
ATMにおカネをおろしに行くと言う無意味な時間がカットできます。
時間帯によってはおカネをおろすのに手数料もかかります。
ATMに向かう道のりで交通事故に遭うかもしれません。
今のボクはATMに行く回数は数ヶ月に1回程度。
ほぼすべての買い物を電子マネーかクレジットで行います。
日本中の人が月に1回だけATMに10分並ぶとしたら、それだけで約12億分ですよ。
年に換算したら約2283年。
すべて電子マネーになったら、1ヶ月で2283年が節約でき、その時間を他のことに使えます。
とんでもない経済効果。
もちろん、全国の何万台ものATMをすべて撤去できるので、その膨大なコストも浮きます。
お年寄りだって、毎回、小さな小銭をレジで数えるより、端末をワンタッチの方が負担が少ないでしょう。
はっきり言って、現金と比べて電子マネーってほとんどデメリットが無いんですよね。
だから、なるべく早急に現金の無い世の中が来るように願っているんです。
ただし、現時点での大問題があります。
それは、電子マネーが民間主導で規格が乱立していることです。
現在の日本の現金通貨は「円」です。
円と言うおカネを持っていけば、すべての店で買い物ができます。
電子マネーもそうなって欲しいんです。
EdyとかnanacoとかTマネーとか、規格が乱立すると、例えば、
当店ではTマネーでははお支払いいただけません!
なんて店も存在するわけです。
それじゃ、意味が無い。
かつて、SuicaとPASMOは非互換でしたが、いまでは互換性があり、それによって利便性が飛躍的に上がりました。
そう言うことですよ。
電子マネーの規格で競争なんていらないです。
競争が大事なのは、マネーの支払いによって得られるモノやサービスの方なんですから。
と言うわけで、ボクは声を大にして言いたい。
世の中は基本的には民間がサービスの主導をすべきだが、電子マネーに関しては、国家が介入して統一規格を実現すべし!