MagSafe
Apple製品のMagSafeを知っていますか?
昔のMacBookシリーズに搭載されていた充電端子です。
ボクもMacBook Airの2012年モデルを持っているので撮影してみました。
これが装着状態。
これが外した状態。
差し込むのでは無く、磁力で吸着するだけです。
なので、充電中に、ケーブルに足を引っ掛けると、カンタンに外れるため、MacBook本体がデスクの上から落下するのを防止できます。
もちろん、普段はちゃんとくっついていて、安易に外れるコトはありません。
カンタンには外れないけれど、足を引っ掛けたら外れる。
その吸着力が絶妙なのが、MagSafeでした。
今のMacBookシリーズは、USB-C端子で充電するので、MagSafeは搭載されていません。
iPhone 12のMagSafe
そんなMagSafeがiPhone 12で復活しました。
復活と言っても、磁力でくっつくと言うだけが共通で、規格としては別物です。
まあ、わざわざ端子に差し込まなくても、磁力で適度にくっつくのであれば、それはそれで便利なので歓迎です。
ボク自身はQi規格の充電スタンドを使っています。
これだと、充電中はiPhoneを手に持つコトができないので、不便なんですよね。
置くだけで充電できるのは便利なんですが、結局、ケーブルで充電しながら使うコトが多いです。
そう言う意味では、iPhoneの下部のLightning端子にケーブルを差し込むか、それともiPhoneの背面にMagSafe充電アダプタを装着するかだけの違いですね。
正直言って、どちらも大差無いような。
なぜなら、iPhone用のMagSafeは、従来のMagSafeの最大のメリットが消えているからです。
それは、機器本体が落下するのを防止すると言う役割です。
iPhone用のMagSafeは、それはそれで絶妙な磁力でiPhoneにくっつくんですが、その状態でケーブルに足を引っ掛けてもiPhoneから外れません。
MacBookと違ってiPhoneが軽すぎるからですね。
よって、iPhoneは落下します。
全然、Safeじゃないんですよね。
そう言う意味では、MagSafeでは無く、MagChargeと言う名前で良かった気がします。
携帯電話を使い始めた大昔から、一貫してストラップを使い続けているボクは落下に敏感なので、MagSafeについては、ちょっと気になるのです。