ユーザーインターフェースとしてのキーボードのサイズは重要
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
画面のサイズが5.5インチと、かなり大きくなって話題のiPhone6 Plus。
ボクが一番気になるのが文字入力キーボード。
実は2年半前、iPhoneの画面サイズが3.5インチの時代に、こんな記事を書きました。
将来のiPhoneの画面サイズが大きくなる事は、簡単な話では無いんですよ意外と。 - 非天マザー by B-CHAN
まずは従来のiPhone5sまでのキーボードを見てください。
4インチです。
この快適なフリック入力のキーボードをそのままiPhone6 Plusの画面サイズに当てはめると、次のようになります。
お気づきのように、画面サイズは大きくなりましたが、キーボードのサイズは同じです。
上記の画面ではキーボードを右側に寄せてあるので、右手でフリック入力する人用ですね。
左手で入力する人は左側に寄せる表示があれば良いわけです。
Androidのスマートフォンでは一般的な方式です。
しかし!
いくつかの記事を読むと、なんと、画面サイズの拡大とともに、キーボードも大きくなるっぽいです。
「iPhone 6 Plus」の予約にちょっと待った!片手フリック入力は不可能に近いらしい | gori.me(ゴリミー)
片手で使える?:2つのiPhoneをどう選ぶ?――「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」に触れてみた - ITmedia PC USER
これはマズいです。
例えばパソコンの世界ではキーボードの標準サイズはキーの横幅が19mmです。
小さなパソコンでは仕方なくキーを小さくして詰め込むことはありますが、キーを大きくしたなんて話は聞いたことがありません。
例えばMacで言うと、iMacでもMacBook ProでもMacBook AirでもMac miniでもキーピッチは19mmで統一されています。
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パソコンが大きいからってキーを大きくしたら入力が難しくなります。
しかしiPhone6 PlusではAppleらしからぬというか、画面に合わせてキーも大きくしてしまったようです。
当然、指を移動させる距離が大きくなってしまい、入力が困難になります。
左右の端まで指が届くのでしょうか。
幸いにも、新しいOSであるiOS8では、他社製のキーボードに差し替えができるようになります。
どこまでカスタマイズできるのかは、今のところ不明ですが、まさかキーのサイズは固定と言った制約は無いですよねえ。
キーを従来のiPhone5sまでのサイズと同じにして左右に寄せるような表示ができることを祈るばかりです。
もっと言えば、キーのサイズを自由に拡大縮小して、ユーザーが自分の指のサイズに合うように設定できるのがベストです。これもAndroidでは実現しています。
はたして、どうなるかはiOS8のリリース待ちですが、不安と期待が入り乱れているところです。
9月17日のiOS8の登場まで、大好きなハウスフルーチェもノドを通らない日々が続きそうです。
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