機能性食品
小林製薬の機能性食品による健康被害の可能性について論じられています。
今のところ断定できるコトは無いので、現時点で小林製薬はクロだとか、機能性食品は危険だ、などと断じてしまうのは間違いです。
あくまでも、事実が判明してから評価すべきです。
これは、松本人志氏と文春の裁判でも同じですね。
事実が確定しない段階でどちらかを非難するコトは誤りです。
致死率
今の段階で機能性食品が危険かどうかを断じるのも変ですね。
仮に、その商品(機能性食品)に原因があったとしても、それは、その商品の問題であって、機能性食品全体をひっくるめてしまうコトに何の合理性もありません。
もし、全体をひっくるめてしまうのなら、それこそ、食品全体が危険、なんて話にもなります。
例えば、ご飯。
いままでの人類は、ご飯を食べた人の致死率は100%です。
ご飯を食べた人で死ななかった人、死なない人はひとりもいません。
では、ご飯は危険なのでしょうか。
もちろん違います。
何かをした人が命を落としたからと言って、その何かを悪だと決めつけるのは間違いです。
いつも言っていますが、相関関係と因果関係は別です。
紅麹を食べた人が亡くなったとしても、それが紅麹が原因かどうかは、まだ不明なのです。
紅麹を食べた人が、たまたま亡くなった、と言う可能性もありますから。
なので、大切なのは、再発を防ぐコト。
そして、そのためには、事実を正しく認識し、それに基づいて判断する必要があるのです。