突然の出張
これを書いているのは6月15日の夜中ですが、いきなり明日の名古屋への出張が決まりました。
ボクは横浜に住んでいるんですが、朝の8時には名古屋到着。6時には自宅を出なきゃですね。睡眠時間がありません。
あいかわらずの過酷な仕事をしています。
年中無休かつ過酷。そして頭脳労働と肉体労働の併用。
そりゃ、身体も異変だらけになりますね。
その上、この記事で、1127日連続執筆ですよ。3年と1ヶ月ですね。とにかく毎日欠かさず書き続けています。
と言うわけで、今日は執筆時間が限られてます。しかも書く内容も考えなきゃ。
これにしましょう。
Googleの新バックアップドライブ
Googleが新しいサービスの発表をしました。
Google Backup and Syncと言う新サービスは、従来のGoogleドライブの後継ですね。
みなさん、パソコンのファイルってどうやって保管していますか?
昔、音楽を購入すると言うのは、レコードやカセットテープやCDを買うことでした。
つまり物理的にメディアが存在して、それが店頭に売られていて買ってきたわけです。
自宅には、どんどん増えていきます。置き場が必要です。
物理的なメディアが紛失や破損、盗難に遭ったら、それで終わりです。
紛失したからと言って、同じモノを販売店がくれるなんてことはありません。
当然ですね。
でも、いまはクラウドの時代です。
音楽はネットからファイルでダウンロード購入する時代です。
書籍も電子書籍です。
それらのファイルを自分のマシンに保管して、音楽を聴いたり読書したり。
保管する場所は、パソコンの内蔵ドライブであったり外付けのドライブであったり。
物理的なメディアと違って、紛失、破損、盗難に遭っても問題ありません。
一度買ったファイルは何度でも無料で再ダウンロードできるからです。
この恩恵は大きいですよね。
もちろん、本棚のような物理的な置き場所が不要になったのも大きいんですが、一方で、ファイルを保管する場所は必要です。
これが意外と困るんですよね。
一般的にはデータやファイルは外付けのハードディスクに保管するんですが、ハードディスクの最大の欠点は寿命です。
数年使っていると寿命が来る可能性があります。
もしクラッシュすれば、中に保管したデータが全滅することも。
SSDだとクラッシュの危険性は限りなく低いんですが容量がまだまだ少なく価格も高いんですよね。
なので、ハードディスクをバックアップするのが重要です。
さっき書いたように、音楽や書籍なら、失っても何度でもダウンロードできるので問題はありません。
問題は、個人で撮影した写真や動画など、二度と手に入らないファイルです。
そう言ったモノをハードディスクに入れておくのは不安ですが、他に方法がありません。
なのでバックアップを使うんですが、これも悩むんですよね。
クラウド(ネットワーク上のコンピュータ)にバックアップするストレージが一般的になっていますが、これには大きく2種類あります。
ひとつはコンピュータと同期するタイプ。
自宅のコンピュータにデータを保管すれば、それとまったく同じファイルがクラウド上に作成されます。
DropboxやGoogleドライブが有名です。
同期するって事は、たくさんのデータをクラウドに保管するにはたくさんのファイルが自宅にもあると言うことになりますね。つまり、自宅のパソコンにもたくさんの容量が必要です。
もうひとつは単なるストレージとするタイプ。
自宅のパソコンに空き容量が無かったり外付けハードディスクを持っていないけど、安全に写真などを保管したい場合ですね。
その場合は、クラウドのストレージにファイルを送って保管するわけです。
前者は、自宅のパソコンとクラウドと両方に同じファイルが存在し、後者はクラウドにのみファイルが存在します。
どちらが良いのか。
現時点で使い勝手が良いのは前者ですね。
例えば、Dropboxの場合、自宅のパソコンのどこかのフォルダに写真保管フォルダを作っておき、それをDropboxと同期するようにします。
あとは、そのフォルダにファイルを保管すれば自動的にクラウドにもバックアップが作成されますから。
いつもと同じファイル操作なのでラクなのです。
クラウドストレージ型だと、ファイルを外部のストレージに送信する作業、外部のストレージからダウンロードする作業が必要で、面倒なんですよね。
ただし、当然ですが、前者の場合は、自宅にも同じ容量のディスクが必要です。その分、コストがかかります。
ちなみに、後者のタイプでも、WebDAVと言う技術に対応しているタイプであれば、普段と同じファイル操作ができます。
良いとこ取りをしたサービスってなかなか見当たらないんですよねえ。
Googleの新しいサービスがそうなる(ネット上だけにディスクがあって自宅にはディスク不要かつ一般的なファイル操作が可能)よう願っています。
なお、音楽に関してはさらに進んでいて、いまはストリーミングが主流です。
いちいちダウンロードすると、保管場所が必要ですが、ストリーミングなら、聞くたびにネットからデータを取得するのです。
その分、通信料はかかりますが、通信がもっと一般化・低コスト化したら、それが当たり前になるでしょうね。
つまり、ネット上のディスクが自宅のディスクとほとんど同じ扱いになるわけです。
電子書籍だって、手元の端末に保管して、それを読むのでは無く、ダイレクトにクラウド上のモノを読みに行くわけです。
そのために必要なのは、さらなる通信速度の向上ですが、あと10年もすれば、そんな世界になるでしょう。
現に音楽はストリーミングの時代になっていますしね。
そうなれば、もう自宅にディスクなんて持たなくて良くなるのです。