非天マザー by B-CHAN

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宅建試験に合格する必要条件

努力

 

努力すれば報われる

努力しないと報われない

 

このふたつって同じことを言っていると思いますか?

実は全然違います。

 

前者はわりとウソです。

努力しても報われない人ってたくさんいるので。

でも後者はわりとホントです。

努力しなくても報われることなんてほとんどないので。

 

明日から8月です。

ボクは不動産業界にいるので、宅建の資格を持っているんですが、周りには持っていない人が意外と多いです。

なぜ持っていないかと言えば試験に落ちるからです。

なぜ落ちるかと言えば努力不足だからです。

 

宅建ってわりとメジャーな資格で受験者数もかなり多いんですが、合格率はだいたい10%程度ですね。

 

で、ボクは言うんですよ。

宅建に合格するために必要な勉強時間は300時間だと。

てことは、100日間(3ヶ月と10日)、毎日毎日(もちろん休日も)3時間ずつ勉強し続けて、やっと300時間に到達します。

すると、こんなことを言う人がいます。

 

「それをやれば合格するの?」

 

うーん、それは保証できません。

さっき書いた通り、努力は報われないこともあるからです。

でも、次の言い方は保証します。

 

300時間勉強しなければ合格しない。

 

そうです。努力しないと報われない、ですね。

300時間勉強したからと言って合格するとは限らないけど、300時間勉強しなければ合格しないと言える。

 

わかりますか?

 

つまり、300時間勉強することは、「必要条件」ではあるけど「十分条件」では無いということです。

 

必要な努力

 

世の中にはこの必要条件と十分条件の違いを理解していない人が非常に多い。

だから、

 

どうせ勉強しても合格しない

 

と言って努力しない人が多いんです。

間違えてますよね。努力しなければまず合格しません。合格のための必要条件が300時間の勉強であり、そこで初めてスタートラインに立っただけです。

そこからどれだけできるか。

299時間の人はそもそもスタートラインにも立っていないということです。

 

なのに論点をすり替えて、

 

頭の良し悪し

 

を原因にしてしまう人がいるんですよ、わりと。

頭の良し悪しを理由にするのは、まず努力してからにすべきですよ。

100日間連続で3時間勉強。1日でも欠かすとアウト。

不合格の人はたいていこれができてないんですよ。

1日くらい休んじゃうんですよね。

つまり努力不足。

そして自分を正当化したいために努力不足を棚に上げて、頭の良し悪しのせいにしてしまう。

 

ことしの宅建試験も10月です。

すでに3ヶ月を切ってます。

合格したい人は日数を逆算して最低でも300時間に到達するようにスケジュールを立てましょう。

繰り返しますが、300時間は十分条件ではなく必要条件ですよ。

 

あ、必要条件と十分条件に関しては以前、図解で書いてます。

 

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