オリジナルであることの難しさ
みなさん!
ボクの前回の記事を読んでもらえましたか?
この、アドセンスでAmazonや楽天の広告を表示しないという対策は、実はわりと有名です。
決してボクのオリジナルのアイデアではありません。
同様の内容を書いたページは探せばたくさんあります。
Google検索のことをよく研究している人なら、類似コンテンツはSEO的によろしくないことを知っていると思います。
検索流入を増やしたければ、できるだけオリジナルの質の高い記事を書く必要があります。
それは考えるまでもないですよね。
同じことをよりハイクオリティに書く
しかし、地球上に70億人もの人間がいる現在、世界中の誰とも似ていないオリジナル記事を書くことなんて、ほぼ不可能に近いんです。
どこかのデザイナーがロゴマークを考えると、世界のどこかから似ているロゴマークが探し出されてきて叩かれまくるご時世です。
インターネットって時空を縮めたんですよ。
そういう意味で、世界の70億人、そして過去も含めたら数百億人の人類の誰ともいっさい被らないデザインやコンテンツを作ることなんて、実は不可能に近いです。
さっき書いたように、前回のボクの記事も、内容的には必ず誰かと被っています。
ボクは天才では無いので、毎回毎回、完全オリジナルの記事を生み出すことはできません。
では、オリジナルの記事を生み出せないことで、SEOをあきらめなければならないのか。
実はそれは違うんですよ。
内容は同じでも書き方は千差万別。
例えばよくあるのが、新型iPhoneが発表された時の記事。
多くのサイトが、
「●月●日にAppleは新型のiPhoneを発表した。」
みたいな記事を書いてしまうわけです。
でも、そんな記事を書いても大多数のサイトは検索で上位には行けません。
大手のサイトには勝てないんです。
だから基本的にボクは、そういう、
単なるニュース
は書かないようにしています。そんなのは他の人に任せればいいんですよ。
他の人が書かないことを書けばいいんです。
「新型iPhoneが発表された瞬間、我が家の猫が猫パンチを繰り出した話」
「新型iPhoneを買うつもりだったボクが予定を変更して羽毛布団を買った理由」
「新型iPhoneを祖母に見せたら『懐かしいのう』と言って泣き出した」
そういうことなんです。
例えば、これとか。
もちろん、前回の記事のように、内容的にオリジナリティが無い記事を書くことももちろんあります。
内容的にオリジナルではなく、しかも、面白いエピソードも無い。
そんなときはどうすればよいでしょうか。
これも簡単です。
同様の内容の他のサイトをたくさん読むんです。
たくさん読んで頭に叩き込んで、そのどれにも負けない記事を書けばいいんです。
同様の記事をたくさん読んだ後に書くんですから、自分は後発です。
後発の強みは何ですか?
そうです。
先発の弱みを知っていることです。
他の多くのサイトを読んで、わかりにくいと感じた部分を自分の記事でわかりやすく書けばいいんです。
他のサイトで不親切だと思った部分を自分のサイトで親切に書けばいいんです。
他のサイトの欠点を自分の記事で解消するんですね。
そうすれば、自分の記事が、先行するどのサイトよりも勝てる記事になるわけです。
Googleはよくできていて、先行しているとか、後発だとか、そう言った理由で優劣を付けません。あくまでも内容の良し悪しです。
読者目線での良し悪しです。
単なるパクリは読者にとってメリットは無いので、サイトの品質を下げます。
しかし、同じ内容を、よりわかりやすく親切に伝えることは、他のサイトに勝てる重要な要件です。
これはブログに限りませんよね。
同じ内容を伝えるのに話の長い人は迷惑がられます。
しかし、自分の欠点を自分で知るのはなかなか難しい。
だからこそ、多くの人と付き合うのです。
多くのサイトを読み込むんです。
同じ内容なのにパクリではなく、誰にも負けないクオリティで自分のブログに書く。
その気持ちを忘れず、ひとつひとつの記事を書いてみてください。