ブログの記事の本数がアクセス数に与える影響
みなさん、こんにちは!
B-CHANです。
最近はウェブサイトのアクセス数を増やすには、テクニカルなSEO(検索エンジン最適化)よりも、コンテンツ、つまり優良な中身を書くことが重要になってきました。
そして、それとともに語られるのが、コンテンツの数。
ブログであれば、とにかくたくさんの記事を書けば書くほど有利になると言われます。
ブログを始めたばかりの人は、まだまだ記事の数が少ないでしょうから、記事が多ければ有利かどうかを検証しにくいと思います。
そこでボクのこのブログ「非天マザー」の例を書いてみます。
ロングテール現象
非天マザーには今日の時点で約1800本の記事があります。
これは毎日1本ずつ書き続けても5年近くかかる計算で、記事の数はかなりのモノだと思います。
では実際のアクセス状況はどうか?
次の図は、昨日(2014年8月29日)のアクセス状況の一部です。
例えば図中に矢印で示したURLは2011年9月12日の記事ページですが、昨日は10件のアクセス(ページビュー)がありました。
3年近く前の記事が今でも10件のアクセスがあったわけです。
ボクは最近は記事ごとのURLは英単語にしているんですが、昔の記事のURLは日付で表されています。
図を見てもらえばわかるように、2011年や2012年の記事にアクセスがあるのがわかりますね。
実はこの図はアクセス全体のほんの一部で、全体では2013年までの記事のうち、600本以上の記事に2000ページビュー以上のアクセスがあります。
つまり半年以上前の過去記事だけで1日2000ページビューくらいは稼げているわけです。
もちろん日によってアクセス状況は少しずつ変動しますが、概ね同じ記事には毎日同じような数のアクセスがあります。
過去の記事が、書いてから数ヶ月も経ってからいきなりアクセス数爆発ということにはならないですが、日々、ある程度のアクセス数を安定的に稼いでくれることがわかります。
このように、過去の記事でも息の長い活躍をしてくれるような状態を、経営戦略用語で言えば「ロングテール(恐竜のような長い尻尾)現象」と言います。
販売開始してから何年後にもずっと売れ続ける商品ですね。
この前書いたように、現在、ボクは過去記事のメンテナンス(タイトルの見直し、HTMLの文法エラーのチェックなど)を進めている最中です。
このおかげでさらに過去記事へのアクセス数も増えつつあります。
当然、記事数を増やしていけば、それに従って、アクセス数もじわじわと積み上がっていきます。
家賃収入を得ている大家さんが、部屋の数を増やしていけば、毎月の収入も増えていくのと同じですね。
多記事戦略の落とし穴
気を付けなければいけないのは、1本の記事が検索エンジンに嫌われてしまうと、その記事のページだけでなく、サイト全体に悪影響を与えてしまうことです。
ボクも、ある時期に書いた記事にHTMLのエラーがたくさん含まれており、数ヶ月もの間、ブログ全体のアクセス数の低下に悩まされていました。
先週、過去記事のメンテナンス中に、その記事をチェックして多数のエラーに気付き、修正しました。
また、コンテンツのほとんど無い不良記事も削除しました。
そのおかげで、今週になってブログのアクセス数が一挙に5倍近くに増えました。
なので、本数を増やせば良いからといって不良コンテンツをがむしゃらに増やしても逆効果になるかもしれません。
1本の記事のミスがブログの致命傷になることもあります。
1本1本の記事を大切に、しかも着実に増やすことが大事なんですね。
まさに質と量の両立です。
ボクもまだまだ目標とする月刊100万ページビュー、1時間あたりに換算すると約1400ページビューには届いていません。
引き続き勉強してスキルアップしながら毎日書き続けたいと思います。
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