非天マザー by B-CHAN

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日本の将来の絶望感を解消する方法

社会保障

インフラ

 

 

面白い記事を紹介します。

 

www.longamerikastock.com

 

面白いと言っても目新しい記事ではありません。

日本の財政はヤバいと言う、何年も語られている議論です。

数値化されているので、ある程度、規模感が理解しやすいですね。

 

ボクもこのブログで過去に年金問題などを扱ったので、この議論には強い関心があります。

 

日本の財政って、毎年のように借金でまかなっているんですよ。

でも、借金って限度があるんですよね。

日本の借金はヤバいと言っている人と、日本の借金は問題無いと言っている人がいるんですが、問題無いことはありません。

 

借金ってそもそも、原則的には担保が必要です。

住宅ローンは住宅が担保ですし、自動車ローンは自動車が担保です。

担保無しで借金をするのは難しいです。

 

じゃあ、日本の借金はどうでしょうか。

わかりやすいのは、日本全体の金融資産ですね。それが担保だと考えることです。

金融資産は1400兆円と言われていますね。

だから、日本のバランスシート上の負債額は1400兆円まではOKと言うことになります。

まあ負債額はすでに1000兆円を超えているので、限度は近いと言えば近いんですか゛。

 

毎年入って来る税収が借金返済の原資とすべきなんですが、現時点で税収が足りないので国債つまり借金を増やしているわけで、もはや税収に借金返済の価値はありません。

日本の借金が1400兆円に到達したとき、それ以上は理論的には国債が発行できなくなりますね。

発行しても買う人がいなくなりますから。だって担保が足りないのにおカネを貸してくれる人っていないでしょ。

 

それって何年後でしょうか。10年後か20年後くらいですかね。

その頃には、借金ができない。そして税収が足りない。

と言うことは支出を削るしかありません。

これはもう情けの問題では無く、物理的にそうなってしまいますね。

80兆円の収入なのに100兆円はどうやっても支払えないのです。借金増加無しでは。

つまり確実に誰かの年金受け取りが減るか、誰かの医療費が削られるんですね。

無いモノは払えないんです。

 

インフラ

 

あと、困ったことに人口減少。

人口は減るんですが、それに合わせて国土が狭くなるわけではありません。

これが大問題。

例えば、A町からB町へ行くために川に橋が1本かかっているとします。

A町の人口が500人、B町の人口が500人なら、合計1000人でその橋を維持できます。

しかし将来、人口が減って、A町が100人、B町が100人になったとします。

じゃあ、人口が減ったからと言って、その橋を廃止しましょう、と言うわけには行きませんよね。

1人でもいれば、その橋が必要です。

1000人で維持していた橋を200人で維持する必要があります。

1人当りの負担は一気に5倍。

これはすべてのインフラに言えます。

人口減少に比例して、インフラの数を減らせるわけでは無い、国土も狭くなるわけではない、したがって1人当りのインフラ維持負担額がとんでもなく大きくなります。

当然、不可能なので、ビルが崩れたり、道路が陥没したり、橋が落ちたり。

警察もそうですよ。

人口が減ったからと言って警察署を廃止するわけに行きません。

人口1000人でも、人口200人でも、町の広さは同じです。

警察は同じ広さを巡回する必要があります。つまり5分の1の人口で警察署を維持する必要があります。

水道管もそうです。1人でも存在すれば水道管が必要です。人口が減れば、より少ない人数で水道管を維持する必要があります。

 

この、面積問題が人口少子化時代の大問題だと思うんですよ。

 

解決方法

 

日本は世界の歴史上、最高速で少子高齢化が進行中です。

つまり人類が経験したことの無い苦境に向かっているわけです。

アメリカは実はこの先数十年間は人口が増えますし、中国もインドも猛烈に増えます。

フランスのように少子高齢化が止まった国もあります。

先進国では日本だけが絶望的な少子高齢化に向かっていて、人口における高齢者数の比率が上がっているため、年金や医療費などの社会保障費負担も増えているわけです。

そこにさっきのインフラ問題。

では解決策は。

カンタンです。

出生率を上げることです。

子供を産むかどうかは個人の自由であり、産むことが正しいわけでも産まないことが正しいわけでもありません。

しかし、それとは別に、国家の存続のためには構造的に人口ピラミッドを維持する必要があります。

つまり出生率のアップです。

なので、国家を維持するのであれば、年代・世帯による不公平は政策的に実施する必要があるんです。

 

  • 子供1人につき、毎月5万円支給
  • 子供は医療費無料
  • 子供を持つ親は所得減税

 

など、アイデアはたくさんあるんです。

でも、それらって、子供がいない人から見れば、

 

「不公平だ!」

 

となるんですが、それに対して政治家は、

 

「うるさいわ!国家存続のためじゃ!」

 

と言い切る必要があります。

いまの人口ピラミッドは明らかに高齢者の人口が多くなっています。

しかも投票率も高齢者の方が高い。

つまり、高齢者を優遇すれば選挙に勝てるんですね。

国家のビジョンよりも自分の保身を大切にする政治家ほど、高齢者を優遇する政策を打ち出します。

 

もし、これを読んでいる若いあなたが、将来もいまと同じように、きちんと道路があって橋があって医療費負担も少なく済んで警察がきちんと活動している世の中を望むのなら、積極的に選挙に行き、保身に走るクズ政治家を落選させ、国家ビジョンを描いている政治家に投票すべきなんですよ。

選挙に行かないことが、あなたとあなたの子供を地獄へ導いていることに気付いてくださいね。